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英検1級道場ー恐るべしGoogle翻訳ー英文ドラフト作りに活用できる、その賢さに感動しました

2023年3月14日 公開 / 2023年5月9日更新

テーマ:その他、番外

コラムカテゴリ:スクール・習い事


私の体験から話します。

約20年ほど前、Google翻訳を初めて使ったとき、あまりのレベルの低さに閉口しました。
このような翻訳ソフトはまったく話にならない。
こんな低レベルのソフトは二度と使うまい、と決めました。

ところが、先日、あることがきっかけとなり、Google翻訳を試してみることにしました。
翻訳スピードは0.1秒。
翻訳の精度、英文の出来具合に目を見張りました。
ところどころ、間違いはありましたが、翻訳前の日本語を見直してみると、曖昧な表現であったことに気づきました。
正確な、わかりやすい日本語に修正すると、たちどころに正しい英文に修正されました。

今度は逆に、英検の読解問題を英文から日本語に翻訳させると、たちどころに完璧と言えるほどの日本語訳が表示されます。
こちらも、たまに違和感のある日本語が出ますが、間違っているわけではなく、日本語では不適切かな?というレベルです。
日本人でも、あまり勉強していなければ、同じ間違いをする可能性があります。

この経験から、私は英作文を書くときに、次のような方法を考えました。
英作文の訓練をしたい受講生があれば、以下の手順で可能です。

①まずしっかりとした日本語原稿をつくって提出してもらう
②日本語の原稿をチェックする(この時点で論旨の内容や曖昧な表現は修正する)
③Google翻訳にかける
④英検のスタイルに沿っているかどうかチェックする
⑤ネイティブのチェックを受ける(日本人ではチェックできない部分が必ずあるため)

以上のような、流れで進めていけば、かなりレベルの高い英作文ができあがるはずです。
この文章を暗記しておけば、1次試験、2次試験のいずれの対策としても有効となります。

ただし、大事な点をお伝えします。
日本で論旨を明確にできず、日本語の正しい文章が書けない人は、このような方法でも難しいということです。
まずは、日本語で頭の中を整理し、曖昧な表現のない文章をつくることが必要です。

日本語での整理をせずに、いきなり英語で文章を書いたとしても、稚拙な英文ばかりになる可能性が高いです。
むしろ、「英作文が苦手」「英語の文章を書けない」となり、嫌になってきます。

2次試験で不合格を繰り返す人がいます。
その場合も、上記のような方法で自分のスピーチ原稿をつくることができます。
こうしたスピーチ原稿を多数用意すれば、2次試験対策としてかなり役立つはずです。
その上で、実戦的な模擬面接を繰り返せば、合格につながります。

2022-3英検1級2次試験でサポートした8名のうち、6名が合格しました。
残念ながら合格できなかった2名を今後どうサポートしたらよいのか。
考えているうちに、上記のような方法を思いつきました。

2次試験に合格できなかった方、1次試験英作文対策がよくできていない方。
そんな方は、一度英検1級道場の門を叩いてみてください。

この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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