英検1級道場-2017-2英検1級2次試験を受けてきました
2022-2英検1級2次試験A日程のweb合否発表がありました。
今回、合格した受講生から体験談をいただきましたので、ここにシェアします。
本人の努力の結果です。皆さんも元気をもらってください。
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この度、英検1級二次試験に3度目の挑戦で合格することができました。
あくまで私の体験ですが、この体験がご参考になれば幸いです。
もともと英語を話すことが得意だった私は、文法と発音は安定していました。しかし、1級の2次試験は流暢さだけでなく内容の論理性も求められ、大変苦戦しました。そのため、2度の不合格を経て今回山中先生にレッスンをお願いしました。その際、Short Speechと質問に対する応答の内容強化をしていこうとアドバイスをいただきました。
はじめの2回は独学で学習しました。自分には教養や知識が足りていないと感じ、過去問を使いトピックを見て2つのポイントを即座に挙げる練習をしました。試験本番はトピックを選ぶ際、上から順に読んでいき、見たことがあるトピックがあれば、それ以降のトピックには目を通さずに、スピーチ内容を考えることに時間を割くという方針をとりました。かなり対策をして臨めたと感じた2回目でしたが、1回目よりも点数が下がってしまいました。ちなみにShort Speech、Interaction共に5点でした。
今回も過去問を使い対策しました。しかし、前回までと異なる点は、自分の話しやすいトピックに重点を置いたことです。今までは広く浅く練習していたため、具体的な例やデータを用いた説得力あるスピーチをできていない可能性が大きかったのです。一方、今回は自分の得意な分野を3つほど重点的に練習しました。即興で深い内容のスピーチを作るのが苦手な私に合わせ、事前に5つのトピックを決め、そのうちひとつを選び次のレッスンまでに準備するというスタイルで先生は進めてくださいました。そのため、トピックに関する具体的なニュースやデータを調べる時間をとることができました。
また、説明が飛躍しないように意識するようにしました。例えば、今までの私では気候変動の理由を尋ねられたら「大気中の二酸化炭素が増加したから」と答えていました。しかし、気候変動と二酸化炭素の増加の間には温暖化という段階があります。このような間の段階も説明できるように、と指摘していただき、より論理的なスピーチを作ることができるようになったと思います。本番はShort Speech 9点、Interaction 8点でした。
以上、私が今回最も学びになったことをまとめると、全分野の網羅でなく自分に合ったトピック選ぶこと、段階を踏んだ説明をすることです。そして最後にもうひとつ付け加えるならば、面接室に入ってから最後まで、相手を理解し相手へ伝えようとしている熱意・自分が英検1級の会場に立っていることへの誇りを全開にすることです。現在の円安が起きた理由やアメリカ国内のインフラについて尋ねられるなど答えに詰まった質問もあり、正直なところ今回も不合格だと思いました。しかし、その雰囲気作りのおかげで3点くらいは上乗せされたのではと思っています。
山中先生、私に的確なレッスン・アドバイスをしてくださり、誠にありがとうございました。今後、他の面接の機会にも役立てていきたいと思います。