英検1級道場-英検1級1次試験リスニング問題の先読みはやめましょう

山中昇

山中昇

テーマ:英検1次試験に関する情報


今回の英検1次試験の結果を踏まえて相談がありました。

その中で、下記の報告がありました。
・リスニング問題の選択肢を10分近くかけて先読みに費やした。
・そのため、読解問題に時間をとることができずに読解は散々な結果に終わった。
・選択肢を先読みにしたにも関わらず、放送内容についていけず、リスニングが散々な結果で終わった。

以上の報告を受けたときに、私は真っ先にリスニング問題の選択肢を先読みすることは即刻やめるようにアドバイスしました。
理由は以下の通りです。

①TOEICは問題文と選択肢が印刷されているので、先読みすることで放送内容を予想できるので有効と判断される(攻略本にも書いてあります)
一方英検では、選択肢しか印刷されていないので、先読みする意味がなく、悪くするといらぬ先入観が邪魔をして、聞き取れないということが起こりうる

②ただし、パート③は①②④とは異なり、Situationをしっかり読んだうえで放送を聞く必要がある

③リスニングに必要なことは、まず大筋を理解すること。
この点については、下記の記事を参照してください。
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5121877/

④どうせやるなら、大筋がなんとなくわかり、消去法で正解にたどり着くというのではなく、単語一つひとつまで正確に聞き取れるようになりましょう。
その上で選択肢から正答を選べるように鍛えていきましょう。

⑤そのためには、集中力が必要です。英語と日本語は語順が全く逆です。聞こえた順番に解釈していきましょう。ワンセンテンス聞いたらバックして解釈するという方法ではついていけません(それをしている最中に放送は次のセンテンスに入っている)

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼