英検1級道場-準1級合格を目指して新規受講者相次ぐ、全員リスニングが弱点
英検2022年第2回(10月9日実施)英検準1級のリスニングパート②Aは、P47サンダーボルトという第2次世界大戦で活躍したアメリカの戦闘機の話です。
ポイントは下記の通り。
・大型で重量があるため、パイロットは不安を感じたー小型で軽量(格闘性能が高い)のドイツの戦闘機と戦えないのではないか。
・低空では低速だが、高度が高くなると、どの戦闘機もついていけないほど速い。
・航続距離が短かったが、補助タンクをつけることで解消。
・重武装(8丁のマシンガン、様々な爆弾やロケットを搭載可能)。
・防御力に優れ、100発撃たれても生還できるほど頑丈であったので、パイロットに愛された。
以上のような内容でしたが、1級レベルの高度なリスニング力を持った人でも、基本的な知識がなければ、ほとんど理解できませんでした。
逆に、小学生でもタミヤのプラモデルなどで幼少期から飛行機になじんだ子供であれば、容易に理解できていました。
つまり、リスニング力というのは、英語の聞き取り能力だけではなく、脳が保持している知識によって大きく左右されるということです。
では、どのように対策したらよいのでしょうか?
日ごろから、世の中の様々な事象について興味を持ち、情報のストックを広げることです。
専門家レベルまで詳しくなる必要はありません。
ちなみに、私は小学生の時からタミヤのプラモデルが大好きでした。
上記のリスニングの内容の10倍以上の情報が頭の中に浮かんできます。
ドイツのメッサーシュミット、フォッケウルフ、アラド‥‥。
日本のゼロ戦を始めとする名機の数々。
それぞれの機体の特徴や弱点など、詳しく説明できます。
おかげで、このようなリスニング問題は大得意と言えます。
リスニング力を鍛えるために、日ごろから情報の量と質を高める努力を続けていきましょう。