英検1級道場-1次試験1勝71敗、2次試験1勝3敗でついに合格!イーオンのホームページで紹介
英検1級道場には、今回合格した受講生から続々と体験記が寄せられています。
今回は、英検1級2次面接をサポートした受講生から、1級合格に至るまでの体験記が寄せられました。
皆さんにシェアしますので、参考になさってください。
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私が英検一級の受験を決めたのは2021年の10月半ばのことだった。
一級を受けようとは思っていたが踏ん切りが付かず、ここで受けないとこのままズルズルと受けないことになると考えたのだ。
私はまず過去問を解いてみた。うん、かなり難敵だ。私が英検一級の過去問を見た際に感じた事を列挙したい。
一つ目。語彙問題で知らない単語がかなり多く出題されてる。
二つ目。英作文が重い。250字程度の英文を書くのも一苦労だが、書くアイデアを思いつくのも時間がかかりそう。
三つ目。長文が準一級よりもボリューミーで内容も難しくなっている。長文問題は準一級と大差がないと何処かからか聞いたが、話が違うではないか。
これらの壁に直面して今すぐに受験から逃れたい気持ちに駆られたが、検定料をドブに捨てるわけにはいかない。残りの3ヶ月、やれることをやってやると、私は覚悟を決めた。
まずは一つ目の単語。単語はパス単を利用した。初見の単語の多さには圧倒されたが、毎日必ず200語触れるというノルマを自分に課し、実行した。とにかく単語は触れる回数を稼ぐことが肝要だと思う。何十週と重ねていくと、これらの単語は難単語ではなくなってくる。ある程度和訳出来るようになれば、『語彙問題 完全制覇』という書籍に取り組んだ。個人的に完全制覇シリーズは神書である。出題可能性の高い単語が随所に織り交ぜられていた。本書無くしては合格はなかったと思う。
二つ目。英作文は『英作文問題 完全制覇』で多様な知識をつけつつも、載っている表現を盗みつつ演習を重ねていった。
英作文パートはかなり重要だと思う。ここを取れないと合格は遠のく一方、素点で27点以上取れたらグンと合格に近づく。だから、英作文を書く練習は出来る限り毎日行うべきだと思う。
三つ目の長文。取り組み始めた当初はなかなか点数が伸びなかった。しかし、これもめげずに毎日一題解くことを心に決め、演習を重ねていくと徐々に点数が伸び、安定していった。これは単語学習で語彙力が強化される一方で、問題傾向に慣れていった事にも起因していると思う。
一次試験の結果はリスニングでコケたものの、リーディングとライティングでは何とか素点で8割を超えることが出来、合格を果たした。
二次試験
迎えた二次試験であるが、私にとっては一次試験よりも壁が厚い試験だった。
二次試験は2回目で合格している。
1回目の結果は次のようになった。
short speech6点
interaction5点
grammar and vocabulary5点
pronunciation 7点
一回目における最たる敗因はinteractionパートの失敗だ。
1、審査員の質問の内容がそもそも理解出来なかった。
2、質問に対し答えの分量があまりにも少なすぎた。
1を克服するためにはリスニング力の更なる向上を図るしか無い。私はCNNのENGLISH EXPRESS で日々シャドーイングを行った。これが功を奏したかは分からないが、本番ではネイティブ審査員の話す内容をしっかり理解出来たと思う。
2に関しては、今回の試験では質問に対してある程度の分量と論理的に話すことを心掛けた。その為にはやはりある程度の知識と経験が必要になってくると思う。山中先生から、「経験した事を話すのはかなり強みになる」というアドバイスをレッスン中に頂いたので、自分自身の職業から得た経験をネタにすると上手く言葉を繋ぐことが出来た。
今回の結果は以下の通りになった。
short speech 5点
interaction 10点
grammar and vocabulary 7点
pronunciation 7点
short speechで2分を伝えるアラームが鳴ってスピーチ途中でやめてしまったのが仇となった。2分経っても最後の結びまで続けるべきだと思う。
正直言ってスピーキング力はまだ胸を張れるものではない。しかし、この半年の努力がある程度報われたと思うと嬉しい。
今回改めて強く感じた事は、英語学習は継続が何より大切であるということだ。難し過ぎて単語を覚えるのが辛い日ある。仕事で帰るのが遅くなり、疲れ切ってやる気が出ない日もある。でもなにくその思いでやり続けること。これが合格への唯一の道なのだと感じた。
山中先生には5回のレッスンではあったが、二次試験に向けた大変貴重なアドバイスは勿論、多様な知識を提供して下さった。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。