英検1級道場-2016-2英検1級に申し込みました 27回目の合格を目指して
ソーシャルメディアはグローバル経済にベネフィットを与えることができるのか?
というトピックを考えてみました。
ます、ソーシャルメディアの定義を整理しました。
ソーシャルメディアとは、個人が情報を発信できるメディアの在り方を意味していると考えます。
これと対照的なものは、マスメディアです。
代表的なマスメディアは、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などです。
注として、ソーシャルメディアをインターネットを使った情報伝達と規定してしまうと、話がややこしくなるので、要注意です。
最近は、インターネットで上に、朝日新聞デジタル、日経ネット、文春デジタル、ダイヤモンドオンライン、FNNオンラインなどもあり、新聞やテレビで報道していることをネット上でも発信しています。
新聞や雑誌では、編集長の責任のもとにつくられています。
テレビでは、ディレクターが責任をもって制作しています。
これに対して、ソーシャルメディアは、誰でも発信者になれることが特徴です。
つまり、誰でもが編集長やディレクターになれるということです。
ソーシャルメディアの中身をさらに調べていくと、下記のようなことがわかります。
ソーシャルメディアには、SNS(ソーシャルネットワークサービス)、Twitter、You tube、TicTok、掲示板、口コミサイトなどがあります。
SNSは、個人同士が双方向でやりとりできるネットワークサービスを言い、デジタル版同窓(好)会、デジタル版お見合いサイトのイメージがわかりやすいです。
代表的なものは、Facebook、mixi1などです。
LINEもSNSです。Facebookとは少し違うようです。
いずれにしても、このようなSNSは、親しいもの同士でネットを使ってやりとりするものです。
最近は、外部に対する発信力が強化され、他のソーシャルメディアとの垣根が曖昧になっているようです。
一方、You tubeやTwitter、ニコニコ動画などを見ると、特定の個人が、自分の発言や能力を多数に向けて発信しており、従来のマスメディアと同じようなことをしているように感じます。
Amazonは、インターネットを使ったデパートで、宅配してくれます。
官庁や私企業のホームページは、インターネットを使った広報。
最近は、You tubeやFacebookで広告する企業も増えており、線引きがあいまいになっています。
私がこの記事を掲載している、マイベストプロはどうでしょうか?
これは、ネット上の専門店街。楽天と似ています。
ここでは、私の技能に対して評価し、対価を払うというシステムになっています。
このように、一つひとつ考えていくとややこしくなります。
したがって、いちばん大切なポイントは、マスメディアは新聞社やTV局が編集した内容を一方的に送り付けるものですが、ソーシャルメディアは、それ以外、素人が自由に発信できるという点に特徴があります。
こうした理解をもとにして、ソーシャルメディアがグローバル経済に対して、どのようなメリットを引き起こせるのか、考えてみました。
いちばんわかりやすい例は、地方にある中小企業がインターネットを使って世界中に商品を売り込むことができるという事例です。
企業活動は、人、モノ、カネという3つの要素が必要です。
人という点では、インターネットを使えば、世界中の優秀な人材を雇うことができます。
従来の会社であれば、通勤できる範囲でしか、人は集められません。
ネットによって、世界中から必要な人材を必要なだけ集めることが可能です。
時差によっては24時間稼働も夢ではありません。
また、現地で販売してくれる人を探すのも容易です。
ネット以前であれば、駐在員を現地に派遣し、長い交渉の末に取引が可能となるというレベルでした。
モノという点では、自社工場をもたなくても、企画・デザインを確定し製造を海外に依頼することも可能です。
アップル社は典型的な例です。
お金という点では、銀行はなかなかお金を貸してくれませんが、クラウドファウンディングによって、小口の投資家から巨大な金額を集めることも可能となります。
世界的な規模で、このような活動ができるのですから、グローバル経済は大きく成長することが可能です。
英検1級2次試験は、このように物事を深く考えるチャンスを与えてくれます。
たいへんありがたい試験です。