英検1級道場ー2021-2　英検1級2次試験実況中継！ー北海道での受験記録－学んだことを次回に活かして雪辱します

今日は英検1級2次試験の2回目を受験しましたので、忘れないうちにあった出来事をいろいろ書いていきます。

【開始前】
会場は北海道会場ですが、北広島市の道都星槎大学で行われました。
インターネットで出来るヘルスチェックは当日のうちに済ませると受付がスムーズに進みます。

ヘルスチェック、受付を済ませ、初受験の前回と同じ、2階のカフェテリアへ。
前回は適当に座ってくださいみたいな感じだったんですが、今回はそうではなく場所が指定されていたようです。

2番手の受付だったはずだったんですが、違うところに座っていたせいで、順番が一個後ろになってしまいました・・・
とはいえども、前回受験時と異なり集合時間の30分前に来たので、早めに試験を受けることができました。
早く来たのは、ドキドキ感が続いた状態で試験を受けていい経験をしたことが無かったからです。

9時20分ごろになると、試験官と思わしき4人の人物が教室へ入っていきました。全員男で、ネイティブは2人ともスキンヘッドでした。
9時半ごろに、試験官に呼ばれ、受験予定の教室の前へ。

呼ばれて室内に入ると「Hello, there!」と私が声掛けし、試験がいよいよ始まります。
軽く会釈し、着席。

最初に自己紹介だと思って身構えていたのですが、全然違う話をいきなりされたので
「自己紹介じゃないんですか？」と聞いてしまいました笑

どうやら、声のボリュームを確認していたようでした。問題ないです、ということで進行。

自己紹介をしますが、改めて考えると少し長かった。
（練習では結構長めにいろいろと聞かれていたので1分以上を目安に考えていましたが、実際にはそこまでは不要でした）

「私は〇〇といいます、〇〇歳です。仕事は〇〇。趣味は神社仏閣巡り、アニメ鑑賞です」
「神社仏閣参拝については、すでに道内200社以上めぐりました。御朱印集めもやってます」（ちょっと意訳してます）
「そりゃあ忙しいですね～」「そうですね～笑」
みたいな感じの内容でした。

実は、この後喋ろうとしたのですが、じゃあ試験に移ります、ということでぶつ切りにされました。
（ここまで1分弱ぐらい。今後受験するときは自己紹介の練習？は控え目にしようと思います）

緑色のカード（午前の最初の組なので、カードEです）を渡され、1分間のトピック選択開始。
（1の　Are the modern production of food sustainable in long term?　は保留、2～4は無理、5の Is public surveillance camera justified to prevent crimes?は、過去問で既出だし、自分が使いたいフレーズ「Under no circumstances・・・」も使える。これにしよう。

まず最初に憲法で人権が保障されている話、そして次は・・・思いつかないからプライバシーに関する関心が高まっている、という話にしよう）
タイムキーパー「1 minute has passed.」
試験官「Which topic did you choose?」（←微妙に違うかもしれませんが大体こんな感じ）

私「I choose No.5, Is public surveillance camera justified to prevent crimes? 」

試験官「始めてください」

私「I disagree with the idea that public surveillance cameras is justified prevent crimes. I have two main reasons for my opinion. Let me explain.
First of all, we are enjoying copious benefits from freedom. Japanese Constitution epitomizes such a benefit. The 14th article of Japanese Constitution prescribes freedom activity and expression. This means under no circumstances can no one violate this law and infringe on our rights.」

（私は、監視カメラが犯罪を防ぐために正当化されるという考えには反対です。
その理由は大きく分けて2つあります。説明しましょう。一つ目の理由は、私たちは自由から多くの恩恵を受けているということです。日本国憲法は、そのような恩恵を象徴しています。日本国憲法の第14条では、活動と表現の自由を規定しています。これは、いかなる場合でも、誰もこの法律に違反して私たちの権利を侵害してはならないことを意味しています）

私「Secondly, awareness about privacy is particularly soaring up at this moment. Incumbent politicians, TV comedians, and ordinary people frequently discuss privacy. This means that we are aware of this is a positive sign that concrete actions will be implemented shortly.」
（2つ目は、今、プライバシーに対する意識が特に高まっているということです。
現職の政治家、テレビのお笑い芸人、そして一般の人々が頻繁にプライバシーについて議論しています。これは、具体的なアクションが間もなく実行されるというポジティブなサインであると認識しているということです）

私「以上の理由から、人権は侵害されてはいけないと思います。なので、私は監視カメラは正当化されてはいけないと思います」

感覚ですが、おそらく1分半～1分40秒ぐらいでした。
このとき、すらすらと言えた（実は事前に準備していたテンプレそのまま）ので、完璧にやった。あとはQ＆Aさえちゃんとやれば、という気持ちでした。

しかし、質疑応答が始まって早々、失敗したと思わざるを得ない出来事が起こります。

ネイティブ面接官「二番目の理由がよくわからなかったんですがどういうことですか？もうちょっと詳しく説明してください」
私（やべえかもしれないぞ・・・）←しかもここからパニクる
私「2つ目の理由とほぼ内容　+　例えばテニスプレイヤーの大坂なおみはインタビューを拒否った・・・」とかそういう感じで具体例を言いました。

面接官「一般の人々に対する具体例を教えてください」
私「例えばそうですね・・・住所を消したりだとかそういうところでしょうか」（※パニクってるのでしどろもどろです。こんなにうまく言えてません）

面接官「一般的に、監視カメラがあるのはどういった場所でしょうか？」
私「（は？スピーチ関係なくない？どゆこと？）そうですね・・・駐車場とかでしょうか。」

面接官「どういう目的で設置してますか？」
私「違法駐車などを監視するためです」

面接官「では、レストランにカメラを設置するのはどうでしょうか？」
私「うーん、、、、、例えば万引き等を防ぐのにはいいかもしれないですね・・・」（※正直、お世辞でも冷静ではなかった、ひどい）

面接官「では、意見はYESですか？」
私「えー、、、、YESです、あなたの観点を失念しておりました。ただ、人権は前のスピーチで言ったように侵すことができないのだから、人々はもっとこのことを考慮すべき。」

こんな感じで終わりました。しかしうまく言えてないです。Q＆Aでうまく行ってないので落ちたかもしれないです。
結局、水掛け論になってしまうのでどこかで妥協点を探す必要があるのは分かっていたのですが、質疑応答の1つ目からかなり焦っていたので、回答するだけで精一杯の状況でした。
ただ、圧迫面接もどき？みたいな会話の流れとは異なり、面接官からはむしろフレンドリーな感じで聞かれたと思います。
もし不合格ならQ＆Aの対策をしっかりやらないといけないと思いました。

【結果について】
結果ですが、6/6/6/5で不合格でした。
前半3項目は、スピーチでも質疑応答でも、話を膨らませることができず、平凡な内容に終始してしまったのがいけないと思っています。
自分の体験例でも、なんでもいいから具体例を入れるべきだったと思っています。

発音が5点の原因としては、沈黙を避けようとして、結構な頻度で「えー…」と言ってしまい、相手にとって聞きづらい発音だったからではないかと思います。前回も5点だったので、（原因はこれではないかと推察していますが）発音を強化すべきか迷っています。