英検1級道場ー英検1級の英作文で高得点を取るための書き方を紹介します

山中昇

山中昇

テーマ:英作文力向上のために


昨日、英作文と2次試験の相関関係、論旨整理の方法について案内しました。
今日は、英作文の内容について、事実に基づいて説明します。

英検1級2021-2の英作文に関して、下記の通りの事実があります。

■英検1級2021-2の英作文で、小学4年生から中学2年生の5人が、24~26点をもらえている
 この5人は、Rの単語問題は8~15点くらいしかとれていない

■一方でRの単語問題が20点/25点満点以上取れている大人が、難しい単語と複雑な構文を含む文章を書いていながら、17~19点をもらっている

■この反対に、簡単明瞭な作文を書いた大人は、26~31点をもらっている

■多くの人が、前回よりも立派な作品を書けたのに、点数が前よりも落ちていると証言している
 私も同様の経験がある

以上のことから導かれる結論は一つです。

英作文は、論旨を明確にし(難しい概念を書かない)、基本的な単語を使い、わかりやすく書く
このことが高得点を得る条件である、と言って差し支えなさそうです。

そうなると、英検が出している模範解答や、大手出版社が出している出版物の解答例は、あまりに立派すぎて、その落差に戸惑ってしまいます。

結論としては、
①論旨を明確にする(誰が見ても、聞いてもすぐ理解できる内容にする)
②文章は短く平易にする(誰が読んでも読みやすい文章にする)
③きれいで読みやすい字で書く(汚い字は読みたくない、悪印象をもつ)

なお、AIが採点しているのではないかという噂がありますが、私は下記のように考えます。

試験問題で指示してある単語数、段落数(1級の場合は5段落)、特定のキーワードの有無のチェック等は、AIで十分できるのではないでしょうか?
例えばですが、全体を100とすると50くらいはAIがチェックし、中身はしっかり人間が見る、ということで、合理性はあるのではないかと思われます。

その意味で、AIの活用(採点の手伝い)も可能ではないでしょうか。
AIの方が公正な判断ができる場合もあるかもしれません。

昨日も案内しましたが、論旨整理、英文のチェックを含めてサポートします。
以下のページで案内しています。

https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/1200643/☚英作文に特化したレッスンの案内です

https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/5001076/☚2次試験対策に特化したレッスンの案内です

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験に通算85回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom使用)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問につき、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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