英検1級道場-短期受講者からの2016-3英検1級合格体験記を紹介します
2021年3月に問い合わせがあり、英検2次試験のための1回きりの診断・アドバイスをした方から連絡がありました。
匿名で紹介してよいということでしたので、皆さんにシェアします。
今回の教訓は、2次面接は双方向コミュニケーション
2次面接は双方向コミュニケーションが基本であるという事実です。
詳細は、下記をお読みください。
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この度、ようやく英検1級に合格することができました。
戦績は以下のようになります。
前回 今回
Speech 6 8
Interaction 6 8
Grammer 5 8
Pronunciation 6 7
思えば前回2020-3に2次試験5回目の不合格の通知を頂き、何故ダメだったのかわからず、悩んだ末、先生にご相談した次第でした。
たった1回の40分のご教授でした。先生は“レベルは十分達しているはず”-とおっしゃって、指摘されたのが以下のポイントでした。
会話がcomfortableでない。ゆっくり話すこと。正当に評価されていない可能性。
質問に対し、いつ終わるのか、一方的に話しているような印象。
話が複雑であり、compactでない。
相手に質問させること。
目から鱗が落ちるとはこういったことなのか-と思いました。
これまでの私は仕事柄、国際会議などで、presentationや質疑応答の機会がありました。
いつも原稿を暗記し、機関銃の様に発表し、予想質問を10個くらい用意ししておいて、これも一方的に早口で応答していたのです。
英検1級は、まさに本当のcommunication・conversationを評価してくれる絶好の機会であったのです。
それから私は勉強法を変え、ゆっくり、笑顔で話すようにしました。
さらに質問には簡潔に答え、試験官から質問をこれまで、せいぜい2-3個であったものを今回は5つの質問を誘導することに成功しました。試験は自分でいうのもおかしいのですが、終始、笑顔でゆとりがあったように思います。
私の選んだテーマ
“日本は今後、エネルギーを自給自足可能か?”
質問 本件においてー
1エネルギー問題に対し、我々は何をすべきか?
2alternative vs renewable どちらがbetterか?
3日本は資源が少ないが、今後、どうしたらよいか?
4カーボンfreeに移行するのに何年くらい必要か?
5今後、どの国と協力関係を重視すべきか?
私は先生との40分の限られた時間の中で、多くを学び、平穏な気分となりました。
これもひとえに先生のお人柄のなせる業と思います。
先生の教えは私の欠点を修復し、1級合格を通じ、今では以前より人の意見・考えを傾聴できるようになったと思います。
この体験を生かし、今後も大学の教員として、悩み多き学生の助けとなるよう精進して参りたいと思います。
本当に有難う御座いました。
匿名希望 浜のペンギンさん