英検1級道場-英検リニューアル合否判定方式への修正を英検に提案します、皆さんのご意見を求めます
記事に描いたように延暦寺でお正月を迎えましたが、そこで思いがけぬトラブルに会い、人の親切に触れたので、そのやり取りを紹介します。
お正月早々、心が温まります。
下記の文面をファックスで送ったら支配人から電話があり、かえって恐縮しました。
お正月早々、大変気持ちがいいです。
延暦寺の開祖は最澄ですが、最澄の言葉の中に、”一隅を照らす(いちぐうをてらす)”というのがあります。
自分のテリトリーでやれることを丁寧に、しっかりやるということです。
今回は、宿坊のメンテナンスの男性がこの言葉通り、丁寧な対応をしてくださったので、雪の中を裸足で歩く難儀を避けることができました。私も自分の手の届く範囲で、人の役に立ちたいと思った次第です。
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2021年1月6日
延暦寺会館
チェックインカウンター御中
12/31から元日にかけて一泊した山中昇と申します。
チェックインしてすぐに、久しぶりに下駄箱から引っ張り出して履いていた靴の底がほぼ完全に破れていたことに気がつきました。
雪の中を長距離歩いたことでダメージが広がったようです。
対応に難儀していましたが、チェックアウト直前に思い切って受付で相談したところ、事務室から(少し足の不自由な)男性職員が出てこられ、部屋まで一緒に来て、靴の様子を点検してくださいました。
多少の修理では無理との判断から、受付に戻り、少し大きめではありましたが、当座の用に間に合う靴を提供してくださいました。
チェックアウトし、提供してくださった靴を履いて、つぎの目的地である高野山に向かいました。途中、電車の中で、ネットで調べたら、梅田のヨドバシカメラ内のABCマートという靴屋が開店していそうだったので、途中下車し、訪ねたところ、開いていて、一足買い、その場で履いて、旅を続けました。
2日は、京都で、妙心寺、仁和寺、北野天満宮を廻って帰宅しました。
延暦寺会館に宿泊したのは4回目ですが(3回が年越し)、またひとつ良き思い出が増えました。
今年も9月1日になったら電話で予約するつもりです。予約がとれれば、お借りした靴を持参します。
ご親切に対応してくださった男性職員にこの手紙を渡してくだされば幸いです。
一隅を照らす------実践してくださいました
山中昇
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