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菅野昭子

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テーマ:アンガーマネジメント

みなさまこんばんは。
ずっと見たかった映画がありました。
「メリーポピンズ」です。
言わずと知れたディズニーの名作映画です。
1964年に作られたものなので、私が生まれる前のものです。

銀行家の厳格な父とその一家、二人の子育てを乳母に任せきりのその家に、メリーポピンズという乳母がやってきて・・・
魔法を使って子どもたちのみならず、周りの大人も変えていく。こんな物語です。
詳しくは本編をご覧ください。

子どものころから「チムチムリーチムチムリーチムチムチェリー私は煙突掃除屋さん」という曲の悲しげというか、何とも言葉で表現しにくいメロディーにひかれておりました。
ですが、直接の動機になったのは、別の映画「ウォルトディズニーの約束」です。
トムハンクス主演のこの映画、実はそれほど期待していなかったのですが一緒に観た娘と大号泣しました。
ざっくり言うと、メリーポピンズの作者に映画化することを許してもらうためにウォルトディズニーが奔走するというものです。
メリーポピンズの作者はオーストラリアの出身の英国人の作家、パメラ・L・トラヴァースという女性です。

現在の話が進行する中で、トラヴァースさんの子ども時代が見え隠れします。特に父親との思い出が。
どうにも切なく、愛おしい映画です。

そんなこんなで、先日私と二人の娘でメリーポピンズを鑑賞しました。

アカデミー主演女優賞をはじめ数々の賞を受賞しただけあって、非常に良い作品でした。
大人が十分に楽しめます。
「その2ペンスを私たちの銀行に預けなさい。そしたら増やしてあげるから!」
なかなか子どもには理解しづらいかもしれません。大人の映画と言ってもいいでしょう。

印象に残ったのは、厳格な銀行家である一家のお父さんが、銀行をクビになり壊れてしまう。そのシーンです。
メリーポピンズの言うことが正しかったと本人が気づきます。そしてこの言葉

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 も本当に魔法の言葉であることを知ります。

作中のお父さんは、厳格で子どもの事を理解しようとしないところはありますが、でも
自分なりに家族を守るために一生懸命やってきたということが垣間見えます。だからこのシーンは切ない。
父親、私は嫌いになれないキャラクターでした。

映画は素敵な終わり方をしますが、なかなか現実で壊れてしまったら取り返しのつかない場合もあるかもしれません。
壊れるに壊れられない時にはどうぞこの言葉

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メリーポピンズは風向きが変わると、別の場所へ動きます。
もしかしたらこの言葉を唱えたら、風向きが変わるかもしれません。
そして怒りが爆発しそうになった時も、この言葉を唱えたら怒りの反射はしなくて済みそうです。

さあ週末です。
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みなさんが素敵な週末を過ごされますように。

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菅野昭子
専門家

菅野昭子(研修講師)

AngeGardien(アンジェガーディエン)

企業研修を企画する会社に勤務経験があり、アンガーマネジメントをベースに、ペップトークといったコミュニケーションスキルなどを取り入れた発展型の研修を企画提案。企画担当者さまと一緒に考え作り上げていきます

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