事件の涙 怒って残ったもの アンガーマネジメント
みなさまこんばんは。
昨日アメリカからこのようなニュースが届きました。
女性警官、少女グループのけんかをダンスで仲裁。
通報を受け、駆けつけた警察官がケンカをやめるよう説得するも、聞き入られないうえに。少女のひとりが、警官を挑発するかのように踊り出しました。
これに対して、女性警官がダンスバトルを持ちかけ、2人で踊ること約1分。少女は「マジですごかったわ」と納得し、対立していたグループも素直に解散。少女は地元紙に「あんなにクールな警官がいるなんて驚いた」と話しているとのこと。
素晴らしいですね。
アンガーマネジメントでは
目の前に置かれた状況が自分にとって重要か重要でないか
その状況を自分が変えられるか変えられないかという観点で、行動を選択します。
おそらくその女性警官は目の前の状況は、自分にとって重要で変えられると判断したのでしょう。
ポイントはどうやってどの程度変えるかを決めること。
そこでダンスが出てくるのは素晴らしい。
中には暴力で、もしかしたら発砲で変えてみせると考える人もいるかもしれません。
今回のニュースで学んだのは
「怒りの爆発や暴力がなくても、状況は変えられる。」ということ
「緊迫した状況を笑顔に変えることができる。」ということ
数日前日本では駅ホームで歩きスマホの男性にぶつかられた男性が立腹し、相手を線路に突き飛ばした。
逮捕されましたね。
おそらくその男性も普段はいわゆる「普通の人」だったと思います。ですがいろいろなことが重なり、私から見ると暴挙に出てしまいました。朝の通勤ラッシュ、皆様はイライラしませんか?
誰だって時と場合により、この男性のようなふるまいをしてしまう可能性があります。
そんなことをして一生の後悔を生む前に、笑顔に変える策はないか考えたいものですね。
また、時と場合を生まなくてすむために、アンガーマネジメントの考え方を取り入れることも併せてお勧めいたします。
そしていつでもダンス対決ができるように、ステップを練習しておくことも。
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