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菅野昭子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

日本×サモア戦 イライラをキーワードに考えてみました

菅野昭子

菅野昭子

テーマ:企業研修

みなさまこんにちは。
ラグビーワールドカップ、盛り上がっていますね。
昨日のサモア戦、日本チーム、素晴らしい勝利でした。

さて、昨日の試合では解説で、実況で一つの言葉飛び交っていました。


「島国(サモアのこと)はイライラしやすい。イライラさせたらこっちのものです。」
「あ、またイライラしていますね。」
細かい言葉が間違っていたら申し訳ありません。

とにかく
「イライラ」「イライラ」「イライラ」「イライラ」
数えておけばよかったと思うくらい、イライラという言葉が連発されていました。

見ていると、スクラムを組む時に何回かサモア選手が熱くなって、日本選手の胸ぐらあたりをつかんでいましたね。

サモアチームは、「世界で最もフィジカルでパワフルなチーム」
とエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは評していました。つまり個々の能力では日本選手を上回るということです。
足、速かったですし、あたりも強かったです。

ですが、勝利の女神は日本チームに輝きました。

サモアチームがアンガーマネジメントの必要性を感じたかどうかはさておき、まさに、イライラが本来の力を発揮することを阻むという良い例でした。
ついでに言えば、イライラはチーム全体に連鎖もしていたかもしれません。ですからイライラがチーム力も奪った。

さて、今回私が注目したいのは、サモアチームが
「イライラすることを期待されて、その期待通りイライラし、それが結果に反映した。」ということです。
私たちの毎日にもこの状況、置き換えられます。

怒りの感情を爆発させる人は、得てして疎まれますが同時にこう思われているかもしれません。
「怒って、イライラして、墓穴掘らないかな。」
例えば、コンペの場で、会議の場で、お客様に対して。
怒りを爆発させてしまう。また集中力がそがれ、本来のパフォーマンスができない。
それらはそのまま本人の評価につながるわけです。

「周り(ライバル)の思うツボ」これを自滅といいます。

実は、「怒ってイライラすることを期待される。」ということは、
今回のサモア選手のように、「そもそもの能力は優れている人」ともいえます。
だとしたらもったいない話です。自分の本来の能力が怒りのせいで評価されない。

思い当たるふしがある人はアンガーマネジメントの扉をたたいてみませんか?

怒りの感情のしくみを理解し、コントロールするためのテクニックを学びます。
いざという時に怒りの感情を爆発させることで、失敗することが減ります。
またその怒りエネルギーを建設的なエネルギーとして使うことができるようになります。

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菅野昭子
専門家

菅野昭子(研修講師)

AngeGardien(アンジェガーディエン)

企業研修を企画する会社に勤務経験があり、アンガーマネジメントをベースに、ペップトークといったコミュニケーションスキルなどを取り入れた発展型の研修を企画提案。企画担当者さまと一緒に考え作り上げていきます

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