05.中小企業こそWeb集客に取り組むべき理由
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回(第53回)は、値引きなどの特典に頼らず、お客様の「応援したい」という心理に働きかけて、熱量のある本物の口コミを集める方法についてお話ししました。
手渡しのカードと魔法のひとことで、Googleマップに少しずつ温かい口コミ(お客様の声)が集まり始めたら、次に行うべき極めて重要なステップがあります。
今回は、そのステップについてのお話です。テーマは、「集まった口コミを放置しない!自社のホームページを『最強の営業マン』に変える二次利用の魔法」です。
口コミをGoogleマップの中に「置きっぱなし」にしてはいけない
せっかくお客様が時間を割いて書いてくれた、熱量の高い本物の口コミ。多くの経営者様は、それに丁寧な返信をして「あぁ、嬉しいな。明日からも頑張ろう」と満足して終わってしまいます。
しかし、Web集客の観点から見ると、それは非常にもったいないことです。
Googleマップ上の口コミは、放っておくと新しい投稿の下にどんどん埋もれていってしまいます。また、万が一Google側のシステムの不具合などがあれば、ある日突然表示されなくなってしまうリスクもゼロではありません。
お客様が書いてくれた生々しい「喜びの声」は、会社にとってかけがえのない最高の資産です。それを外部のプラットフォームに置きっぱなしにするのではなく、自社の「陣地」であるホームページにしっかりと取り込む(二次利用する)必要があるのです。
ホームページに「お客様の声」を蓄積する
自社のホームページに「お客様の声」や「喜びの声」という専用のページを作り、そこにいただいた口コミをどんどん蓄積していきましょう。
もちろん、勝手に転載するのではなく、お客様に「Googleにいただいた本当に嬉しいお言葉、よろしければうちのホームページでも紹介させていただけませんか?」と事前に一言許可をいただくのがマナーです(ご満足いただいているお客様のほとんどは、快くOKしてくださいます)。
「社長が親身に相談に乗ってくれた」「他社が嫌がる作業でも、嫌な顔ひとつせずに丁寧に対応してくれて感動した」といったお客様の生の言葉をホームページの目立つ場所に配置する。
これだけで、あなたのホームページはただの「綺麗な会社案内」から、24時間休まずに自社の魅力を語り続ける「最強の営業マン」へと劇的に進化します。
第三者の声が、未来のお客様の「買わない理由」を打ち消す
なぜ、ホームページに「お客様の声」を載せることがそれほど重要なのでしょうか。
それは、初めてあなたのホームページを訪れた新規のお客様の心の中には、「本当にこの会社を信用していいのかな?」「失敗したらどうしよう」という強い不安(買わない理由)が必ずあるからです。
社長自身が「うちのサービスは最高ですよ!親切ですよ!」と100回叫ぶよりも、実際にサービスを受けた第三者(お客様)が「ここにお願いして本当に良かったです」と1回言ってくれる方が、何十倍も説得力があります。
新規のお客様の不安を打ち消し、お問い合わせボタンを押す背中をポンと押してくれるのは、いつだって「自分と同じように悩んでいた、別のお客様の言葉」なのです。
感謝の言葉は、未来のお客様への最高のプレゼントになる
お客様からいただいた感謝の言葉は、経営者やスタッフの心の中にだけしまっておくにはもったいなさすぎる「宝物」です。
その宝物をしっかりと「見える化」し、これからあなたに出会う未来のお客様が安心できる場所に置いておくこと。それも立派な「おもてなし」の一つです。ぜひ今日から、集まった口コミを自社のホームページという最高の舞台に飾ってみてください。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


