25.お客様が「AIでお店を探す」時代に備える!これからの集客術
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回(第40回)は、中小企業が競合と価格競争をせずに選ばれ続けるための「独自のポジショニング」についてお話ししました。大手の真似をしてナンバーワンを目指すのではなく、誰もいない「狭い市場でのオンリーワン」を狙うことが大切だという内容でしたね。
独自のポジションが決まったら、次はその立ち位置をさらに強固にし、一過性のブームで終わらせないための「資産」に変えていくステップに入ります。それが、今回お話しする「ブランディング」です。
「ブランディング=大企業の特権」という誤解
「ブランディングなんて、資金力のある大企業がやることでしょ?」
もしそう思われているなら、非常にもったいないことです。実は、中小企業こそブランディングの恩恵を最も大きく受けられるのです。
大企業のブランディングといえば、有名な女優さんをテレビCMに起用したり、洗練されたオシャレなロゴを作ったりして、「カッコいいイメージ」を定着させることを想像するかもしれません。しかし、私たち中小企業がそれと同じようにお金をかけて「外見を取り繕う」必要は全くありません。
武器になるのは「泥臭いストーリー」と「人間味」
中小企業が目指すべきなのは、背伸びをしない「等身大のブランディング」です。
きれいなパッケージや立派なオフィスをアピールするのではなく、経営者自身の泥臭いストーリーや、商品開発にかけた汗と涙、失敗談、そしてお客様への熱い想いなど、人間味あふれる部分を包み隠さず届けていくのです。
「なぜ、この町でこの商売を続けているのか?」
「どんなこだわりを持って、日々お客様と向き合っているのか?」
こうした「人肌感」のある発信をコツコツと続けていくことで、「ただ安いから」ではなく「この会社だからお願いしたい」「この社長から買いたい」と言ってくれる、熱量の高いファンを引き寄せることができます。
集客だけでなく「採用」にも直結するアウターブランディング
このように、社外に向けて自社の価値やありのままの姿を伝えることを、専門用語で「アウターブランディング」と呼びます。
このアウターブランディングがうまく機能し始めると、売上(集客)が安定するだけでなく、実は「人材採用」にも劇的な効果をもたらします。あなたの会社の泥臭いストーリーや価値観に共感した求職者が集まるようになるため、「思っていた会社と違った」という入社後のミスマッチが減り、同じ志を持った仲間を採用できるようになるのです。
まとめ
ブランディングとは、会社を「実力以上に良く見せる」ことではありません。自社の「等身大の魅力と人間味」を、必要としている人に正しく、そして熱く伝え続けることです。
大手の真似をして無個性になるのではなく、あなた自身の言葉で、自社の「泥臭いストーリー」を語り始めてみませんか?
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


