20.Googleビジネスプロフィールを活用していますか
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回(第55回)は、新規集客の沼から抜け出すために、デジタルツール(LINEやメルマガ)を使って既存のお客様に「水やり(定期的な接触)」をする「農耕型の経営」についてお話ししました。
今回は、その「水やり」を実践する上で、多くの経営者様が陥ってしまう致命的な落とし穴と、その解決策についてお伝えします。テーマは、「LINEで『売り込み』ばかりしていませんか?お客様にブロックされない『8対2の法則』」です。
焦って「除草剤」をまいていませんか?
LINE公式アカウントなどを立ち上げてお客様と繋がると、つい嬉しくなって、あるいは「早く売上を作らなきゃ」と焦って、こんなメッセージばかり送ってしまいませんか?
「今週末限定!全品10%オフキャンペーン!」
「新商品が入荷しました!ぜひお買い求めください!」
こうした「買って、買って!」という売り込み(セールス)のメッセージばかりが立て続けにスマホに送られてきたら、お客様はどう感じるでしょうか。「しつこいな」「また宣伝か」とウンザリして、そっと『ブロック(通知オフ)』されてしまいます。
お客様との関係を育てるための「水やり」のつもりが、いつの間にかお客様を遠ざける「除草剤」をまいてしまっている状態です。
黄金比は「お役立ち情報 8 : 売り込み 2」
では、どうすればブロックされずに、お客様に喜んで読んでもらえるのでしょうか。
ここで覚えておいていただきたいのが、「お役立ち情報 8 : 売り込み 2」の法則(黄金比)です。
配信するメッセージの8割は、お客様の日常の役に立つ情報や、季節のご挨拶、あるいは社長やスタッフのちょっとした人間味が伝わる日常の裏話などに徹します。そして、残りの2割で「実は今度、こんなキャンペーンをやります」と、控えめにセールスを添えるのです。
「ついでのご案内」が一番売れる
たとえば、地元の工務店であれば、冬の前にこんなメッセージを送ります。
「急に寒くなってきましたね。冬の結露を防ぐための、ご自宅で簡単にできる換気のコツを3つご紹介します。(※お役立ち情報)」
そして、最後に一言だけ添えます。
「もし、窓の結露や寒さでどうしてもお困りの場合は、1日で終わる内窓リフォームも承っていますので、いつでもLINEでご相談くださいね。(※売り込み)」
このように、まずは「相手の役に立つこと(与えること)」を優先する。するとお客様は「私のことを気遣ってくれている」と嬉しくなり、その「ついで」に案内された商品にも自然と興味を持ってくれるのです。
まとめ
デジタルツールはとても便利で、ボタン一つで一斉にメッセージを送ることができます。しかし、画面の向こうにいるのは感情を持った「生身の人間」であることを絶対に忘れてはいけません。
「これを送ったら、お客様は喜んでくれるだろうか?」
送信ボタンを押す前に、ぜひ一度立ち止まって、この魔法の言葉を自分に問いかけてみてください。その相手を思いやる気持ち(人肌感)こそが、ブロックされない最強のLINE配信の秘訣です。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


