30.一生現役のデジタルマーケティング~60歳、70歳になっても必要とされる自分を創る
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回のコラムでは、新規獲得の「点」にとどまるか、既存顧客のフォロー(ファン化)までを一貫した「線(全体)」として繋ぐかという、Webマーケティングとデジタルマーケティングの決定的な違いについてお話ししました。今回は、その「線」を正しく引くために欠かせない、自社の現在地を正しく知る方法についてです。
テーマは、「勘や経験を捨てる勇気!5秒で自社の『健康状態』がわかるデータ分析の正体」です。
「長年の勘」が通用しないデジタルの世界
地域で長年ビジネスを続けてこられた経営者様ほど、「お客様が何を求めているか」「どうすれば売れるか」という素晴らしい経験と勘を持っていらっしゃいます。実店舗であれば、来店されたお客様の表情や商品の見方一つで、ある程度のニーズを汲み取ることができるでしょう。
しかし、Webやデジタルの世界では、お客様の「顔」が見えません。そのため、「たぶんこういう記事を書けば喜ばれるだろう」「この商品をトップページに置けば売れるはずだ」という主観的な勘や経験だけでホームページを運用してしまうと、お客様の本当のニーズと大きくズレてしまう危険性があります。
データ分析は、ホームページの「健康診断」
そこで必要になるのが、主観的な勘を一度脇に置く勇気と、「データ分析」の視点です。
「データ分析」と聞くと、なんだか難しそうな数字の羅列を思い浮かべるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。データ分析とは、一言で言えば「自社のホームページの健康診断」です。
たとえば、Googleアナリティクスなどの無料ツールを使うと、わずか5秒で自社のホームページの「健康状態(現在の問題点)」を把握することができます。
5秒で見抜く、自社のボトルネック(問題点)
具体的にどのようなことがわかるのでしょうか。
例えば、「ホームページへのアクセス数は月に数千件あるのに、問い合わせがゼロ」というデータがあったとします。
これを実店舗に置き換えると、「お店にたくさん人は入ってきているのに、みんな何も買わずにすぐに出て行っている」という状態です。
この数字(データ)という「正直な鏡」をのぞき込めば、問題は「集客力(アクセス数)」にあるのではなく、「来店したあとの接客(ホームページ内の導線や、商品の魅力の伝え方)」にあることが一瞬でわかります。
ここ(ボトルネック)がわかれば、「新しく広告を出してさらに人を呼ぶ」のではなく、「ホームページの問い合わせボタンを目立たせる」「商品の説明文を書き直す」という正しい「治療(改善策)」を選ぶことができます。
まとめ
データは嘘をつきません。経営者の思い込みや「こうあってほしい」という願いを排除し、現実を客観的に突きつけてくれます。
まずは「勘や経験」を捨てる勇気を持ち、データという正直な鏡で自社の健康状態を確認してみてください。その5秒の確認が、無駄な広告費を削り、最短距離で集客を成功させるための第一歩となります。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


