08.会社の強みが伝わらないホームページに足りないもの
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回のコラムでは、60歳、70歳になっても一生現役で社会から必要とされ続けるための「学び」の重要性についてお話ししました。今回は、その「デジタルマーケティング」という言葉そのものの意味について、少し原点に立ち返ってみたいと思います。
テーマは、「Webマーケティングとデジタルマーケティングの決定的な違い」です。
「点」で終わるか、「線」で繋ぐか
「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」。どちらも似たような横文字で、同じような意味で使われていることも多いですが、実はこの2つには決定的な違いがあります。
それは、お客様との関係を「点」で捉えるか、「線」で捉えるかという違いです。
1. Webマーケティングは「点」の集客
Webマーケティングとは、自社のホームページ(Webサイト)にアクセスを集め、新規のお問い合わせや商品の購入を獲得するまでの活動を指します。
SEO対策をして検索順位を上げたり、Web広告を出してホームページを見てもらったりする施策のことですね。これは、お客様との最初の接点を作る「点」のアプローチと言えます。
2. デジタルマーケティングは「線」の仕組みづくり
一方で、デジタルマーケティングは、その「点」の先までを含んだ全体の流れ(線)を指します。
ホームページから商品を買っていただいた「後」に、LINE公式アカウントでお役立ち情報を配信したり、SNSで日常の様子を伝えて親近感を持ってもらったり、メールで手厚いアフターフォローを行ったりすることです。
つまり、新規獲得という「点」にとどまらず、既存のお客様を継続的にフォローし、自社の「ファン」になっていただくまでを一貫した「線(全体)」として繋いでいくことこそが、デジタルマーケティングの真髄なのです。
小さな会社に「デジタルマーケティング」が必要な理由
なぜ、私たちのような中小企業や店舗経営者に、Webマーケティングだけでなく「デジタルマーケティング」の考え方が必要なのか。
それは、新規のお客様を常に集め続けることは、お金も労力も非常に大きなコストがかかるからです。大企業のように毎月何百万円もの広告費をかけ続けることはできませんよね。
だからこそ、「一度ご縁があって商品を買ってくれたお客様」「自社を信頼してくれたお客様」との繋がりを、一度きりで終わらせてはいけません。
購入後のサンキューメールや、LINEでの季節のご挨拶、SNSでの双方向のコミュニケーションを通じて、お客様に「またこのお店にお願いしたい」「知人にも紹介したい」と思っていただけるような仕組みを作ること。
これこそが、小さな会社が価格競争に巻き込まれず、長く安定して経営を続けていくための最強の武器になります。
まとめ
ホームページを作ってアクセスを集める「Webマーケティング」は、あくまで入り口に過ぎません。
そこからどのようにお客様との関係を深め、長く愛される会社(ファン化)にしていくか。この「点」を「線」に変えるデジタルマーケティングの視点を、ぜひ本日から自社の戦略に取り入れてみてください。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


