不妊治療のサプリと言えば葉酸、ナゼ?

妊活中や妊娠中の方から、声をひそめるようにして打ち明けられることがあります。
「赤ちゃんのためにやめなきゃいけないのは、わかっているんです。でも、やめられなくて」
そう話される方は、たいてい、ご自分を強く責めています。
だから今日は、まずこのことをお伝えしたいのです。
それは、あなたの意志が弱いからではありません。
■ むずかしいのには、理由があります
禁煙や禁酒がうまくいかないとき、その原因は「気持ちの弱さ」ではなく、大きく3つの要因が絡み合っています。
ひとつめは、ストレスの逃げ道になっていること。
妊活中や妊娠中は、不安もプレッシャーも積み重なります。つらいとき、人は何かで気持ちを落ち着けたくなる。そこでタバコやお酒が「心の支え」になってしまうのは、ごく自然なことです。
ふたつめは、ホルモンの変化。
妊娠中は体の中でホルモンが大きく変動し、感情の起伏が大きくなります。さらに、脳の「報酬系」と呼ばれる部分が敏感になることもあり、一時的な心地よさが、いつもより強く感じられてしまうのです。
みっつめは、周りの環境。
パートナーや友人が普通に吸ったり飲んだりしている中で、自分だけがやめ続ける。これは想像以上にむずかしいことです。「なんで私だけが」という気持ちになるのは、当たり前です。
■ 中医学では「気の滞り」と考えます
中医学では、ストレスや不安は「気(き)」の滞りを引き起こすと考えます。
「気」は体を動かすエネルギーであり、心の元気でもあります。これが滞ると、体のエネルギーがスムーズに流れなくなり、気持ちも不安定になりやすくなります。
タバコやお酒でひと息つきたくなるのは、この滞った「気」を、なんとか動かそうとしているサインとも言えます。体は、ちゃんと助けを求めているのです。
ですから、ただ「やめなさい」だけでは足りません。滞った「気」を、別の方法でめぐらせてあげること。これが、遠回りに見えて、いちばん確実な方法だと私は考えています。
■ 大切なのは「我慢する力」ではありません
ここが、いちばんお伝えしたいところです。
必要なのは、歯を食いしばって我慢することではなく、別のもので満たすこと。
たとえば、温かいノンカフェインのお茶をゆっくり飲む。5分だけ外に出て深呼吸する。お風呂の時間を少しだけ丁寧にする。中医学の考え方を取り入れたリラックス法もあります。
そしてもうひとつ。できなかった日ではなく、できた日を数えてください。
「今週は3日できた」。前の週が0日なら、それは3日分ちゃんと変わっています。完璧を目指すと、一度の失敗ですべてが崩れてしまいます。でも「昨日より少し」を目指せば、崩れようがありません。
■ 続きは、当店のサイトで
「置き換える」ための具体的な方法。中医学のリラックス法(鍼灸・気功・薬膳)。そして、パートナーにどう伝えれば協力してもらいやすいか。
これらを、当店のサイトで詳しくご紹介しています。「責めずに続ける5つの方法」として、実践しやすい形にまとめました。
▼ タバコとお酒、やめられなくて苦しいあなたへ
https://kusurinokouseikai.com/smoking-and-drinking/
■ ひとりで抱え込まないでください
最後に、もうひとつだけ。
あなたがやめようとしていること自体が、すでにお子さんのことを、そしてご自分の体を大切に思っている証拠です。
うまくいかないのは、意志の問題ではありません。だから、ひとりで解決しようとしなくていいのです。
くすりの厚生会では、妊活中・妊娠中の体調管理やストレスとの向き合い方について、ご相談をお受けしています。初回カウンセリングは無料(ご予約制)、オンラインにも対応しております。
「やめられなくて相談するのが恥ずかしい」と思う必要は、まったくありません。私たちは、責めるためにお話を聞くのではありません。どうすれば楽になれるかを、一緒に考えるためです。
つらいときは、どうぞお声がけください。声に出すだけでも、「気」は少し動き始めます。


