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コラム

妊活中の質問5選:不妊治療中のホットヨガは行ってもいいものでしょうか?-から-両側卵管閉塞まで-悩みは人それぞれ

2023年5月13日

テーマ:妊活

コラムカテゴリ:美容・健康




Q:質問ですが、不妊治療中のホットヨガは行ってもいいものでしょうか?

代謝を上げるので妊活にも効果があると聞きました。逆に子宮を温めすぎると卵が育ちにくいととも聞きました。
先生のご意見が聞きたいです。

A:ご質問ありがとうございます。

不妊治療中にホットヨガを行ってもよいかどうかについては、個人差がありますが、一般的には控えた方が良いとされています。

ホットヨガは、汗をかくことで代謝を上げ、身体を温めることが目的の一つですが、高温多湿な環境下での運動により、身体が熱を持ち過ぎ、生殖器の血流が悪くなる可能性があります。このような状態が続くと、卵巣の機能が低下し、卵子の発育や排卵に影響を与えることがあるとされています。

ただし、温度や湿度の管理がしっかりしている、通常のヨガであれば、問題ない場合もあります。また、個人差があり、身体に負担を感じない人もいるため、自分に合った方法で行うようにすることが大切です。

不妊治療中に運動をすることは、健康的な生活を送るためには大切なことですが、無理な運動は身体に負担をかけることがあります。不安な場合は、医師に相談することをおすすめします。医師は、不妊治療に適した運動方法や、身体に負担をかけないようにする方法をアドバイスしてくれます。

Q:2人目を現在妊娠中です。

1人目を3年不妊治療の末、体外受精で何とか授かりました。子宮口が開かず帝王切開で出産したため、2人目も8月に予定帝王切開なのですが、今回の検診で逆子になっていると言われました。
予定帝王切開の為、逆子のままでも大丈夫だからと言われたのですが、本当にこのままで大丈夫なのか、逆子体操などしなくてもいいのか不安になりLINEさせていただきました。
ぜひご教授いただけたらと思います。
よろしくお願いします。

A:ご質問ありがとうございます。

逆子のままでの帝王切開出産は、一般的には可能ですが、帝王切開を行う医師や施設によっては、逆子のまま出産を受け入れない場合もあります。そのため、必ずしも逆子のままでの出産ができるとは限りません。

逆子体操については、一般的には逆子を改善するために行われるものですが、逆子の状態によっては効果がない場合もあります。また、逆子体操を行うことで逆子が改善されたとしても、帝王切開出産が必要な場合は、逆子の改善が出産に直結しないこともあります。

そのため、逆子体操を行わなくても、帝王切開出産が可能な場合は、逆子のまま出産しても問題ありません。ただし、医師の指示に従って、定期的に検診を受け、出産に備えることが重要です。

逆子のままの出産に不安がある場合は、医師に相談し、出産方法について詳しく説明してもらうことをおすすめします。医師が状況に応じたアドバイスをしてくれるため、安心して出産に臨むことができます。

Q:現在、クロミッド使用で卵胞を育て、育った地点より、hcg注射を週一でしています。

①1回目のhcgは排卵のためだと思いますが、それ以降はなぜだと思いますか?
②仮説として高温期が安定しにくい事への対応だと考えていますが、ネットで調べると3〜5日間隔で注射と書いてあったりします。
半減期を考えると確かに1週間では長いような気もするのですが、何故1週間毎になっているのでしょうか。
③いつもであれば、注射をしても生理が来てしまっていたのですが、今回高温期が続き、4回目です。
何回まで注射する可能性があるのでしょうか?

こちらについての先生の見解を教えていただけると嬉しいです。
そろそろ諦める時期かなと思っているため、思い残しのない治療をしたいです。
お忙しいとは思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

A:ご質問ありがとうございます。

① hCG注射は、排卵を促進するために使用されることが多いですが、使用する期間やタイミングは、治療の状況や目的によって異なります。具体的な理由については、治療の専門医にお尋ねいただくことが重要です。

② hCG注射の頻度については、一般的には、排卵前に1回だけ使用することが多いですが、治療の進行状況や医師の判断によっては、3〜5日間隔で使用することもあります。一週間間隔で使用される理由については、個人差や治療計画によって異なりますので、医師にお尋ねいただくことをおすすめします。

③ hCG注射の回数については、治療計画や個人差によって異なります。4回目の注射で高温期が継続している場合は、注射の効果が出ている可能性がありますが、治療の進行状況や妊娠の可能性については、医師に相談する必要があります。治療を継続するかどうかについては、医師との相談が必要です。

不妊治療には、個人差や治療の進行状況によって、結果が出るまでに時間がかかる場合があります。治療が思うように進まない場合は、専門医とのコミュニケーションを大切にし、治療計画の見直しを行うことが必要です。また、不妊治療にはストレスがかかることがありますので、心身ともに健康に気を配りながら、治療に臨んでください。

Q:4月3日に凍結胚盤胞を移植し、陽性判定を4月12日にいただきました。

明日エコー検査の日ですが昨日から少し出血があります。これはもう流産という事でしょうか…今はエストラーナテープと膣に入れるホルモン剤を使用しています。出血の考えられる原因はありますでしょうか…  出血でショックすぎて不安です。何かご意見やアドバイスいただければと思います。

A:ご質問ありがとうございます。

移植後に出血がある場合、流産の可能性もありますが、必ずしも流産とは限りません。移植後に軽度の出血があることはよくあることで、卵胞や子宮内膜の刺激によって起こることがあります。また、移植前の治療や、移植後の薬の副作用によっても出血が起こることがあります。

出血の原因については、エコー検査で詳しく確認することが必要です。また、エストラーナテープや膣に入れるホルモン剤を使用している場合、その副作用として出血が起こることもあります。医師に症状を伝え、適切な検査や処置を受けることをおすすめします。

出血が続く場合や、出血量が多い場合は、流産や異常妊娠の可能性があるため、早めに医師に相談することが重要です。ただし、出血があっても必ずしも流産とは限らないため、悲観的にならず、医師の指示に従って治療を受けることが大切です。

不安な気持ちがあるかと思いますが、適切な処置を受けることで、妊娠を継続する可能性があります。今後の治療の進展については、医師と相談し、適切な判断をしていただくことをおすすめします。

Q:3年前に両側卵管閉塞の為、FTの手術をしてタイミング1回目で1人目を妊娠しました。

1年半前に検査したところ再び卵管閉塞していた為、採卵を4回(合計で胚盤胞2個、初期胚4個)2段階移植も含めて行いましたが着床しませんでした。
先生から次回生理きたらFTの手術をしてタイミングに戻すかと提案がありました。
採卵では毎回20個程とれ、受精もするのですが胚盤胞に到達する卵が1個あるかないかです。
このような状態ではタイミングではなく、体外受精にした方が可能性は高いでしょうか?

A:ご質問ありがとうございます。

卵管閉塞が再発している状況で、採卵を行っても着床しない場合、体外受精に移行することも考えられます。採卵では多くの卵子が採れるものの、胚盤胞に到達する卵子が1個あるかないかという状況であるため、受精の可能性が低いと考えられます。

体外受精は、採卵した卵子と精子を培養器で受精させ、胚盤胞をつくった後、子宮内に移植する方法です。採卵や移植の際には、卵子や胚盤胞の状態や胚盤胞の数によって、妊娠の可能性が変わるため、医師と相談しながら治療を進めることが大切です。

ただし、体外受精は、手術を伴うことや、費用が高いことが課題となることもあります。また、個人差がありますので、医師と相談しながら、自分にとって最適な治療方法を選択することが必要です。

採卵や移植に続いて、体外受精に移行する場合には、医師と相談しながら、治療の計画を立てることが大切です。治療にはストレスがかかることがありますので、心身ともに健康に気を配りながら、治療に臨んでください。

この記事を書いたプロ

岩本益宏

漢方薬で妊娠しやすい体づくりをサポートするプロ

岩本益宏(有限会社くすりの厚生会)

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