実は、ただ怒りをコントロールするだけではありません。
【危険運転やあおり運転に遭遇しても、怒りに応戦しない】
まさか自分が、と思っていても、いつどこで遭遇するかわからないあおり運転。
あおりを受けたら「安全のためになるべく早く道を譲るなどして、距離をおいて関わらないようにする」のが賢明です。
【どんなに理不尽でも「挑発には乗らない」のが鉄則】
車を寄せてきたり無理に停車させられた時、反論や説明をしたくなりますが、窓を開けたり外に出るのは大変危険。
心を落ち着けて、できるだけ左側車線に移動するなどして安全を確保しましょう。
暴力行為に及ぶ時は、車中からロックをし、110番してやり過ごすなど「怒りに応戦しないこと」が身を守ることにつながります。
相手が諦めるまで、冷静にやり過ごしましょう。
【あおり運転にあったら安全を最優先】
・走行中はできるだけ距離をとり、先に行かせる
・停車させて降車してきた時は、ドアロックする
・絶対に車から降りない
・停車中であれば110番する
・相手の車が見えなくなるまでやり過ごす
危険運転や重大な事故につながりかねないあおり運転。
通常なら問題にならないような些細なことが、相手の怒りにつながり、あおり運転に発展することがあります。
あおり運転に合わないための予防策として「追い越し車線でゆっくり走らない」「危険運転者には早めに道を譲る」なども効果的と言われています。
【怒りの感情をうまくコントロールできれば あおり運転、危険運転を減らすことができる】
実は「イライラ・あおり運転」は誰もが加害者にも被害者にもなる可能性があると言われています。
車という自分のパーソナルスペースでは気が大きくなりがち。急いでいたり、疲れていたりすると誰でも気持ちに余裕がなくなるものです。
運転中イラっとしたり、カチンとくることは誰にでも起こりうることなのです。
大切なことは「怒りのピークに衝動的な行動をしない」ということ。
とっさのイライラから冷静になるために
・自分が落ち着く言葉を唱える
・車中に家族の写真をおいておく
・深呼吸する
など、アンガーマネジメントを取り入れ、まずは気持ちを落ち着けて安全運転を心がけましょう。
また、時間に余裕をもって目的地に向かうことや、無理な割り込みをしない、緊急時以外にクラクションを鳴らさない、などもあおり運転防止につながります。
あおり運転からの危険を回避するために怒りの感情マネジメントを。
大切な家族や自分を守るために、できることからぜひやってみてください。
警察庁WEBサイト https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/aori.html