ロボシリンダについて

熊田茂雄

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テーマ:機械要素技術

 ロボシリンダ(ROBO CYLINDER)は、電動アクチュエーターの一種で、直動機構を持つシリンダーのことです。

 ロボシリンダは、主に、リニアガイド、ボールねじ、サーボモーター(またはパルスモーター)、コントローラーで構成されています。これにより、従来のエアシリンダーに比べて高精度な位置決めや速度制御が可能です。


 ロボシリンダの主な特徴としては、以下の点が挙げられます。
①高精度: ボールねじとリニアガイドを使用することで、高精度な位置決めが可能です。
②プログラムレスコントローラー: 簡単な操作で動作を制御できるため、導入が容易です。
③小型化: 専用設計により、小型化が実現されています。
④IoT対応: 通算稼働回数、通算稼働距離、負荷率、各動作ステータス、エラーコードなどのデータを出力することができます。

 ロボシリンダは、エアシリンダの代替として使用されることが多く、特に高精度な位置決めや速度制御が求められる場面で活躍します。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/robocylinder

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熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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