マシンテンディングとは

熊田茂雄

熊田茂雄

テーマ:ロボット

 ロボットによる自動化を推進する中で、よくマシンテンディング(machine-tending)という言葉を耳にします。

 このマシンテンディングとは、加工機へのワークの着脱やドアの開閉などの作業をオペレーターが行うことです。

 つまり、主に加工機へのワーク投入と取り出しを行う反復作業のことを指し、製造業では、最もロボット化による省人の対象となる作業工程を指しています。

 例えば、協働ロボット等を使ってマシンテンディングを自動化することで、生産性や品質の向上、投資回収の短縮などのメリットがあります。

 本来、「マシンテンディング」とは、機械や装置を使用して物体を引っ張ることを指します。一般的には、テンション(張力)をかけることで物体を移動させたり、位置を調整したりする方法です。例えば、建設現場での鉄骨の設置や、工場での部品の取り付けなどに使われます。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/machinetending

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熊田茂雄
専門家

熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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