洗浄工程について(2)
洗浄工程といっても様々ですが、ここでは主に製品・部品として要求される清浄度を確保することを目的とした洗浄工程について言及します。
(各加工工程で必要悪として発生・付着してしまった異物(切削バリ、切削油)を次工程にそのまま送らないために除去する等の目的の物は別とする。)
もともと持っている製品・部品(前工程の状況で様々)の清浄度や、工程で予想される製品に付着する異物の種類等により、油分が主体なら、湯洗、アルカリ洗浄、炭化水素洗浄等があり、異物やバリ等が主体なら、エアーブロー洗浄、(水等の)シャワー洗浄、超音波洗浄等を選定します。
洗浄条件設定としては 製品・部品として要求される清浄度(異物、油分)に応じ、洗浄回数、洗浄時間等を設定し、
出来映え評価としては、製品・部品表面の残留異物を確認することになります。
この洗浄工程の選定方法、条件設定、出来映え評価等に関わる内容の指導・支援が コンサルティング対象となります。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/cleaning1