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IoTのプレス活用 (電気プレスについて)

熊田茂雄

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テーマ:IoT

 IoTに対応するためのプレスの在り方という位置づけで、今回、電気プレスをあらためて紹介します。

 電気プレス(加圧力、加圧条件(スピード、下降端位置等)の条件設定がプログラマブルに制御できる機能を持ったプレス、サーボプレスという名称のものも存在)は従来から組立加工の圧入工程、鉸め工程等、様々な用途に活用されてきている機器ですが、IoT(特にインダストリーIoT)化を進める上で、データの可視化、データの収集が重要となってきている現在、プレス機として様々な活用用途が見込まれる(電気プレスそのものがすでに、加速度、ひずみ、距離、位置等のセンサーを兼ね備えているという意味で)ため、今回取り上げてコメントしてみます。
 又、IoTの品質管理活用 で述べているように、従来の電気プレスの考え方(Input情報入力主体)に IoTの考え方であるOutput情報を加えたしくみの構築についてコメントします。

(このレベルのものは専門メーカでは、すでに存在するかと思いますが、当方のもつ情報の範囲では確認できなかったため、あくまでも当方の見解として受け止めていただきたい。)

(従来の電気プレス)
 従来の電気プレスはInput情報入力を主体としたものではあるが、IoTの加工条件管理の用途として活用は可能である。例えば、圧入工程では加圧力、加圧スピード、加圧保持時間、加圧ストローク、場合によっては加圧力カーブ等の複数の精度の高い条件項目が存在し、条件管理面でのIoTの目的に合致することになる。

(これからの電気プレスの在り方)
 従来の電気プレスのもつ、条件管理面での対応に加え、出来映え管理面に使用できるOutput情報出力(例えば、圧入工程では、圧入寸法(結果としての下降端位置等で記録)、圧入強度(圧入力;結果としての加圧力カーブの代表点を記録)等の出力)の機能を加えることで、必要であれば、1対1の出来映えデータ収集、記録が可能となり、出来映え管理面での品質保証について格段に向上する。

 これらが可能となれば、IoTの品質管理活用 で述べた【管理図支援】【トレーサビリティ対応】についても実現できることになり、品質・コスト両面から飛躍的に効果を発揮することになる。

 これら電気プレス使用による組立工程IoT化に関する1歩前進の方向性支援・指導が生産技術コンサルティング対象となります。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/pressforiot

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熊田茂雄
専門家

熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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