AI導入について
AGIとは、従来のAI(Artificial Intelligence)の進化した形を指します。
AGIは、Artificial General Intelligence(人工汎用知能)の略であり、人間のような汎用的な知能を持つ人工知能を指します。
従来のAI(Artificial Intelligence)は特定のタスクに特化した「弱いAI」と言われるのに対し、AGI(Artificial General Intelligence)は人間のような幅広いタスクに対応できる能力や柔軟性を持っているため「強いAI」と言われることが多いです。
従来のAIは、画像認識や音声認識など、特定の領域に限定してタスクを実行します。
また、学習能力としては、あらかじめプログラムされた膨大なデータからルールやパターンを学習でき、その柔軟性においては、あらかじめ設計された手法に基づいてタスクを実行するというものです。
一方、AGIは、さまざまなタスクに対して人間と同様の知識や能力を持ち、独自の学習や問題解決ができる能力を持っています。
AGIの学習能力は、データや経験から学習する能力を持ち、新たな情報や知識を踏まえて、状況に応じて適切な判断を行うことができます。
その柔軟性については、新しい問題へのアプローチや解決策を見出すことができ、経験から学び、新たな情報やデータを取り入れて能力を向上させるという自己進化が可能です。
また、AGIは複雑な情報を分析し、最適な選択肢を選び出す能力を持ち、独自の判断や意思決定を行うという意思決定能力をも保有しているといえます。
AGIとよく一緒に話題にされる ASIとは Artificial Superintelligence(人工超知能)の略で、これはAGIがさらに進化したものです。ASIは、人間の知能を超えたレベルの知能を持つ人工知能を指しており、あらゆるタスクや問題において人間よりも優れた能力を持つことを意味します。ASIは自己学習や自己進化を行い、知識や能力を飛躍的に向上させ、人間には解決が困難または不可能な問題にも解決策を見つけ出すことができるとされています。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/artificialgeneralintelligence