PFMEAの影響度合い設定
製造業における各加工工程では、条件管理値、出来映え管理値が設定され、100%良品を目標に日々生産活動が行われていると思いますが、様々な事情により、意図しない不良品が発生することがあります。もともと規格値に対する工程能力不足で発生するもの、工程能力はあるはずが、(よくわからない状況の中)突発的に発生するもの等、様々です。
不良品は、廃却不良となるものはもちろん廃却費用としてコストに影響し、手直しして良品となるものも、手直し工数としてコスト影響が出てきます。
不良低減活動としては、本来、生れ落ちのよい製品・部品として、製品流動の初期段階で工程能力を十分確保して(予想される要因系のバラツキを十分考慮して)条件設定することが最良の対策です。
しかし、それがいろいろの状況でできずに、流動してしまったものについては、後追いの対策が必要となります。その場合も、(当初予測できなかった要因も含めて)不良要因分析をしっかり実施し、その要因の変動を抑える活動を徹底することが重要となります。
この不良低減活動の 進め方、方向性の 支援・指導が コンサルティング対象となります。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/defectreduction