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幅の緩和申請に東北運輸局へ294

今田早百合

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テーマ:保安基準緩和トレーラ

今回の保安基準緩和は幅と最小回転半径のみ

普通重量物積載のセミトレーラーの緩和だと幅、車両総重量、軸重、隣接軸重などを緩和してくださいと
いう申請になるのですが、今回は幅が2.99m(保安基準は2.5m)、最小回転半径が12.2m(保安基準は12m)の
セミトレーラーでした。
幅の緩和だとまず2年に一度の更新がありません。
東北運輸局だと保有している緩和車両があればその2月分の輸送実績表の提出も求めれますが、それも不要です。
今回はタンクでした。
空のタンクです。工事現場で設置してコンクリート粉をいれておいたり、産業廃棄物処理現場に設置して廃棄物を一時的に保管したりとか様々な用途に使われるタンクです。
ですから重さはありません。今回は18.5tでした。
タンクを輸送する際に安全に輸送できるような構造のセミトレーラーなんです。
ちょっと船底型に似ています。

重セミの耐用年数は?

トレーラーメーカーさんに伺ったのですが、セミトレーラーの耐用年数を30年とみているそうです。
そうすると平成元年車が代替の時期ですね。
勿論昭和55年式の重セミを実際使ってらっしゃる事業者さんもいらっしゃるし一概には言えませんが
一つの目安になるでしょうね。

更新のない永久のセミトレーラーはお宝?

緩和車両は2年ごとに更新がありますが、更新のない、永久と呼ばれている重セミがあります。
平成5年以前に導入した緩和車両は期限がありません。
勿論このこの車両でもほかの方に移転して、緩和を新規で撮るようなことがあれば期限がつきます。
それでこの車両を大事に使っていらっしゃる事業者さんが結構いらっしゃいます。
確かに更新はいらないのですが、年式が古くなり、修繕費や燃費などの維持費がかかってくる。
どちがらいいかは迷うところなんでしょうね。
事業内容はこちらへ。
http://www.tsuukokyoka.com

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今田早百合
専門家

今田早百合(行政書士)

行政書士法人ワンチーム

運送業、貸切バス、タクシー運輸関する許認可の専門事務所です。並行輸入、保安基準緩和、連結検討等、特殊車両の導入から、通行許可を取って道路を走行できるまで、強力にサポートすることができます。

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