体重が増えると血圧も上がる? ― 体重と高血圧の関係

嗣江建栄

嗣江建栄

テーマ:その他

健康診断で「血圧が少し高い」と言われたとき、まず見直したいものの一つが体重です。体重の増加、特に肥満は高血圧と深い関係があります。

体重が増えると、身体のより広い範囲に血液を届ける必要があるため、心臓や血管への負担が大きくなります。また、内臓脂肪が増えることで、交感神経やホルモンなど血圧を調節する仕組みに影響し、血圧が上昇しやすくなると考えられています。さらに、肥満に伴う塩分の排泄低下なども血圧上昇に関係します。

一方、体重が多い人では、適切な減量によって血圧の改善が期待できます。大切なのは、短期間で急激に体重を落とすことではありません。食事の量や塩分、飲酒を見直し、無理のない運動を継続するなど、生活習慣全体を改善することが基本です。

ただし、高血圧の原因は体重だけではなく、遺伝、加齢、塩分摂取、運動不足、睡眠、腎臓の病気などさまざまです。

「血圧が高くなってきた」と感じたら、血圧の数字だけを見るのではなく、体重や腹囲の変化も一緒に確認することが健康管理の第一歩です。

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