足元から問い直す、製造と身体の未来──STARAYが描く“設計された自由”
歩き方ひとつで、印象も疲れ方も変わる
東京ドームシティでのウォーキング講座から学んだこと
「自分ではちゃんと歩いているつもりだったのに、動画を見たら全然違った」
そんな気づきが得られるのが、ウォーキング講座の面白さです。
今回は、東京ドームシティの女性向けイベントで行われたウォーキングレッスンのワンシーンをご紹介します。
当日の会場では、まずご参加の皆さんに「普段通りの歩き方」をそのまま再現していただきました。
すると、非常に多くの方が無意識のうちに、**いわゆる“省エネ歩行”**と呼ばれる姿勢や動きをされていたのです。
省エネ歩行って、どんな歩き方？
「省エネ」と聞くと、聞こえはいいかもしれませんが、身体にとっては筋肉をあまり使わない、ラクをしすぎた歩き方を意味します。
代表的な特徴は以下のようなもの：
- ヒザが伸びきらず、常に少し曲がっている
- つま先が上がらない
- 後ろ足でしっかり地面を蹴り出していない
- 歩幅が小さく、足裏全体が使えていない
- 骨盤が左右に揺れている（中殿筋が使えていない）
この歩き方では、大殿筋・中殿筋などの大切な筋肉がほとんど働かないまま歩いてしまうため、疲れが抜けにくく、脚のラインも整いづらくなります。
関連コラムはこちら：「省エネタイプの歩き方とは？」
※記事検索で「省エネ歩行 上野由理」などとご覧いただけます。
正しい歩き方で、脚の印象も変わる
イベント当日は、「ただ立って歩く」ではなく、以下のような美脚を意識した歩き方のポイントを、ステージでレクチャーしました。
- 重心を後ろ足のかかとからつま先へ、しっかりと移動させる
- 膝を伸ばしきって、股関節から脚を運ぶ
- 足指（特に母趾球）でしっかり地面を押す
- お腹を引き上げて骨盤を安定させる
実際にその場で歩き方を変えてみた参加者の方々からは、
「脚がすっきり軽くなった」
「姿勢がよくなった気がする」
「ヒールが疲れにくくなった」
などの反応が寄せられました。
イベントの学びを、毎日の歩き方に
こうしたウォーキング講座で体感できるのは、歩き方の「クセ」を自覚することの大切さです。
日々無意識に歩いている姿勢を見直すだけでも、脚の形、疲れ方、見た目印象が変わってきます。
特別な靴や道具がなくても、「きれいに歩く意識」こそが、美脚づくりの第一歩。
普段の歩き方に少し意識を加えることで、あなたの身体と気持ちは、きっと軽やかに変わっていきます。
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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