足元から問い直す、製造と身体の未来──STARAYが描く“設計された自由”
帰宅困難者のウォーキング・歩行について
帰宅困難者誘導訓練の実施
大和駅周辺で帰宅困難者対策訓練が行われ、市民や鉄道会社関係者ら約400人が参加しました。県と大和市の主催により、県が行政機関や鉄道会社などからの情報を集約するのは初めての試みでした。
相模原、厚木市など県央地域の7市町村のほか、相模鉄道、小田急電鉄などが参加。東海地震発生の可能性が高まり、警戒宣言が発令され、大和駅に乗り入れる小田急、相模鉄道両線が運休した想定で実施されました。
駅構内やその周辺で帰宅困難になった大和、海老名市民ら約100人を一時滞在施設として開放した大和市生涯学習センター(大和市深見西)に誘導し、県が取りまとめた列車の運行情報や安全な帰宅ルートが説明されました。
参加した海老名市の飯田寛さん(75)は「連絡や安否確認の手段が制限されると、正確な情報がより一層必要になる」と振り返りました。
帰宅困難時に備える重要ポイント
災害時に帰宅困難となった場合の対策について、ノーブルのウォーキング専門家としての視点からいくつかのポイントをご紹介します。
適切な靴の選択
帰宅困難になっても、帰らないといけない時の靴に関して、長距離を歩くことになるので、いつもの靴を確認しておきましょう。職業上ヒールを履いている方は、ヒールでの長時間のウォーキングは疲労しやすく、無理があります。
できれば、トレッキングシューズのようなきちんと足首を保護しつつ、ソールが厚めの靴ひもを結んで調節できるものを職場のロッカーなどに入れておくことをお勧めします。ヒールを履いている時であっても、バックの中に畳んで入れることができるバタフライツイストという靴も手軽でお勧めです。
靴下の重要性
靴下は厚手の素材で、ふくらはぎまで保護するタイプのものが良いでしょう。ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な部位です。筋肉の働きが重要になりますので、気温の変化があってもふくらはぎだけは、できるだけ保温に努めてください。
事前の準備と対策
ルートの確認と認識
通勤ルートであれば、一度休みの日に実際に歩いてみることをお勧めします。一番困るのはトイレです。トイレの場所を知っておくと安心です。最近は自治体が帰宅困難ステーションを設置してくれるところもあります。コンビニの位置やガソリンスタンドなどトイレの場所を知っておくことは大事です。また、休憩場所も事前に把握しておくことが重要です。
水分と栄養の確保
水分は歩いている時に必要不可欠です。そして、糖質はウォーキング時にエネルギー源になりますので、ぜひ職場のロッカーなどに常備しておいてください。
ノーブルでは「被災地にこれを届けたい!なるべく疲れない歩き方」というコラムも公開しました(http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/2065/)。
日頃からの備えが、いざという時の安全につながります。
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