法要に招かれた場合の挨拶及びマナーを教えてください

勝山宏則

勝山宏則

テーマ:法要


  【まず、招かれたお礼を述べる】

  一般の挨拶同様に、まず法要に招かれたお礼を述べます。

  ただし「お招き頂き、ありがとうございます」では失礼にあたりますので、

  「お招き頂き、恐れ入ります」「お招き頂き、誠に恐縮でございます」

  などの言葉をご使用されると良いでしょう。


  【四十九日法要は葬儀の延長と考えましょう】

  葬儀後、初めて招かれる法要が四十九日法要になります。

  ご遺族の心はまだ不安定ですので、故人様の死を悼むお悔やみの言葉を

  中心にしたご挨拶をされることをお勧め致します。

  忌み事は禁物ですのでご注意ください。


  【一周忌や三回忌では時間の経過にも配慮する】

  死去後、1年、2年と時間が経過するにしたがって、ご遺族のお気持ちは

  次第に落ち着きを取り戻すことがありますので、生前の思い出などを述べて

  故人様を懐かしむようなご挨拶を心掛けます。

  さらに七回忌以上の法要では、悲しみを乗り越えて力強く生きているという

  前向きな姿勢を示しつつ、故人様の微笑ましいエピソードなどがあれば

  披露してあげて、その場の雰囲気を和やかにするようなご挨拶をしてあげる

  のも良いと思われます。
  

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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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