自分たちのお墓は一代限りにしたいのですが…
【まず、招かれたお礼を述べる】
一般の挨拶同様に、まず法要に招かれたお礼を述べます。
ただし「お招き頂き、ありがとうございます」では失礼にあたりますので、
「お招き頂き、恐れ入ります」「お招き頂き、誠に恐縮でございます」
などの言葉をご使用されると良いでしょう。
【四十九日法要は葬儀の延長と考えましょう】
葬儀後、初めて招かれる法要が四十九日法要になります。
ご遺族の心はまだ不安定ですので、故人様の死を悼むお悔やみの言葉を
中心にしたご挨拶をされることをお勧め致します。
忌み事は禁物ですのでご注意ください。
【一周忌や三回忌では時間の経過にも配慮する】
死去後、1年、2年と時間が経過するにしたがって、ご遺族のお気持ちは
次第に落ち着きを取り戻すことがありますので、生前の思い出などを述べて
故人様を懐かしむようなご挨拶を心掛けます。
さらに七回忌以上の法要では、悲しみを乗り越えて力強く生きているという
前向きな姿勢を示しつつ、故人様の微笑ましいエピソードなどがあれば
披露してあげて、その場の雰囲気を和やかにするようなご挨拶をしてあげる
のも良いと思われます。