職人行政書士への道(渉外業務の)第23回、渉外業務の仕事を受託できたキッカケ(2)
職人行政書士への道(渉外業務の) 第19回
迷いを断ち切れるか? 2015.2.19
依頼を受けるときに、
割とシンプルなケース
と
これは難しい!ケース
に分けられます。
割とシンプルなケースは、許可の要件にもののみごとに当てはまる、
当局が想定しているのだろうな、と推測できるような場合です。
このようなケースは、審査期間どおりに許可が出ると思います。
もっとも、このようなケースは、行政書士に依頼せず、自分で申請すると思われます。
これは難しい!ケースは、
許可の要件や当局が想定しているだろうな、というケースから、
ギリギリ外れていないのだけれど、もしかしたら外れているようなケース。
野球で例えれば、ど真ん中のストレートを打つのではなくて、
インコースギリギリの変化してくるストライクを打つみたいな、
打つのに、配球を読んだり高度な打撃技術が必要、みたいなイメージです。
当然、そのようなケースは、依頼する人も難しい、と感じるだろうし、
ベテランで業務経験が豊富な行政書士も難しい、と感じると思います。
依頼する人は、藁をもつかむ気持ちなので、行政書士が依頼を受けた場合、
行政書士が何度も「このケースは難しい」と伝えても、
依頼する人は、やはり期待します。
依頼を受けた行政書士は、「期待に応えねば」と知恵熱が出るくらい考え、
「申請理由書」や「上申書」を書きあげます。
他にも、「申請理由書」や「上申書」に関連付けできる資料を揃えます。
でも、「良し、大丈夫!!」と思いきれないこともあります。
そのとき、これで提出して大丈夫か?と迷うのです。
こういう場合は、迷いを断ち切って、人事を尽くして天命を待つ、
みたいな心境になります。
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