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職人行政書士への道(渉外業務の)第15回、審査期間が長引いたら?(1)

折本徹

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テーマ:渉外業務職人行政書士への道

職人行政書士への道(渉外業務の) 第15回
審査期間が長引いたら?(1)

依頼されて取り次いだ申請が、自分が考えていた以上に長引くことがあります。
私自身も不安になりますし、依頼人も不安になります。
そのときは、その依頼された事案の原点を考えるしかないです。

行政上の基本的な「許可」についての考え方ですが、
原則は認めない
例外として認める
です。
希望すれば許可になる、ではありません。

そうすると、例外として認めてもらうにはどうしたらよいの?という疑問を持ちます。
そのために、役所は許可要件の開示が必要になります。
入国管理局も基準省令を開示しています(難解ですが)。
いわゆる、許可の基準ですが、基準に適合すれば許可、
(他にも在留資格の該当性、という概念があります)
申請内容が、基準から、どんどん離れていくと、許可になるハードルが上がります。
と言うより、不許可に近づきます。

ですので、基準に合っているのか?それとも基準から離れているのか?
申請をしてしまったのか、再度考えなければなりません。
基準から離れていくと、審査する側は慎重に検討することになり、又、
何かしらの調査をしている(別のセクションに頼んでいる)ことも考えられます。
他にも、許可・不許可の決断がつかず店晒し状態、ということもあり得ます。
単純に、審査件数が多いため、審査がなかなか捗らない、
順番が回ってこない、ことも考えられますが。
ただ、待つのは辛いことです。

渉外業務 職人行政書士への道 のコラムを読む
http://mbp-japan.com/tokyo/orimoto/column/?jid=1302291

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折本徹
専門家

折本徹(行政書士)

折本 徹 行政書士事務所

日本に住んでいるフィリピン人コミュニティを開拓し、相談を受ける事からスタートしました。その後、中国人、ネパール人、ベトナム人などの外国人、取扱う分野を拡げ、経験を積み、20年以上になります。

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