国際結婚ビザ、「日本人配偶者等」在留資格認定証明書交付申請の審査の要点
国際結婚の統計
当事務所は、外国人配偶者の在留手続きをサポートしています。
・国際結婚手続方法のアドバイス
・質問書の作成
・申請書の作成(と申請書の提出)
・結婚に至った経緯の作成と交際内容を証明する資料の揃え方
(入国管理局へ説得力のある説得ができない場合は、不許可になる可能性があります)
上記ですが、許可を得るためには、相互に関連します。
以上を踏まえて、当事務所では申請手続きを承っています。
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厚生労働省の人口動態統計の概要から
2019(平成31・令和1 年。以下:令和1年)年ですが、
国際結婚件数は、21,919件、日本人男性は14,911件、日本人女性は7,008件
2020(令和2)年は、
国際結婚件数は、15,452件、日本人男性は9,229件、日本人女性は6,223件
ちなみに、
2017(平成29)年ですが、
国際結婚件数は、21,464件、日本人男性は14,799件、日本人女性は6,665件
2018(平成30)年は、
国際結婚件数は、21,852件、日本人男性は15,060件、日本人女性は6,792件
2017年、2018年、2019年については、
3年連続、21,000件台で、日本人男性が日本人女性の2倍強です。
2020年については、新型コロナウィルス感染症の影響と思われるのですが、
男性の国際結婚数が大幅に減少したため、全体も減少しています。
原則、
日本人が海外に渡航できない、
海外から人を入国させない、
こともあり、
海外での結婚手続きができなかった、
日本に来てもらっての結婚手続きができなかった、
ということでしょう。
ただ、それでも約15,000件あるので、
双方の国・地域で渡航制限が緩い時期に出入国しての結婚手続き、
もともと、どちらかの配偶者の国・地域に住んでいた、
婚姻届や諸資料を郵送でやりとりをし、日本人単独で婚姻届を提出した、
が考えられます。
女性の国際結婚件数が例年より約10%減少でしたが、
男性は約5,000件、約30%減少したので、より影響があったことがうかがわれます。
なぜ、数字上、女性は10%程度ですみ、男性は30%程度の影響があったのか?
はわからないです。
もしかしたら、
男性の結婚相手である外国人女性は本国に住んでいて、
日本に来て結婚手続きができなかったから、
あるいは、
日本人男性が、女性の住んでいる国・地域に渡航できなかったから、
女性の結婚相手である外国人男性は、日本に住んでいる人が多かったから、
女性が、結婚相手である外国人男性の国・地域に住んでいる人が多かったから、
と推測できます。
ちなみに、日本人同士の結婚件数は、
2017年は585,488件、2018年は564,629件、2019年は577,088件、2020年は510,055件。
いずれにしても、コロナ禍にならなければ、2017年、2018年、2019年の統計を見ると、
21,000件台で、日本人男性が日本人女性の2倍強なので、
2020年も、同じような数字になったのかもしれません。
こうしてみると、コロナ禍という特殊な要因があったので、
通常の状況だと統計上では推測できないことが、
色々と推測ができるので興味深いです。
尚、ピークである2006(平成18)年は、
国際結婚件数は44,701件、日本人男性は35,993件、日本人女性は8,708件
でしたので、日本人男性の国際結婚数が、余計に大幅に減ったことがわかります。
それで、
2019(令和1)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が4,723件、フィリピンが3,666件、韓国・朝鮮が1,678件です。
2020(令和2)年ですが、
中国が2,393件、フィリピンが1,955件、韓国・朝鮮が1,300件です。
上位の3か国は変わりません。
(ちなみに、4位も変わらず、タイ王国です)
中国人とフィリピン人との国際結婚件数の減少幅が大きいことがわかります。
双方の国に渡航しあえないから、と推測できます。
2019(令和1)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,764件、米国が989件、中国が917件、です。
2020(令和2)年ですが
韓国・朝鮮が1,575件、米国が1,025件、中国が629件、です。
上位の3か国は変わりません。
(ちなみに、4位も変わらず、ブラジルです)
国別ですと 2019年→2020年
韓国・朝鮮 1,764件→1,575件
米国 989件→1,025件
中国 917件→629件
ブラジル 332件→255件
フィリピン 265件→188件
英国 233件→204件
です。
コロナ禍でありますが、米国は増加、韓国と英国はそれぞれ10%程度の減少。
米・韓・英国人との結婚ではコロナ禍の影響はあまりなかった、
逆にコロナ禍だからこそ結婚手続きをした、
とも推測できます。
尚、参考までに、
2017(平成29)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が5,121件、フィリピンが3,630件、韓国・朝鮮が1,836件です。
2018(平成30)年ですが、
中国が5,030件、フィリピンが3,676件、韓国・朝鮮が1,779件です。
2017(平成29)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,690件、米国が1,074件、中国が812件、です。
2018(平成30)年ですが
韓国・朝鮮が1,641件、米国が1,061件、中国が847件、です。
こちらも上位3ヶ国は、不思議なことに変わらないです。
(ちなみに、4位も変わらず、タイとブラジルです)
前述の平成18年(44,701件)の国際結婚件数の上位3ヶ国は?ですが、
日本人男性の場合(35,993件)
フィリピンが12,150件、中国が12,131件、韓国・朝鮮が6,041件
日本人女性の場合(8,708件)
韓国・朝鮮が2,335件、米国が1,474件、中国が1,084件
です。
ちなみに4位は、日本人男性はタイ王国、日本人女性は英国です。
近年、ベトナム人、ネパール人の在留者が増えているので、
日本人の国際結婚の相手の上位に入ってきても、不思議ではないのですが、
既に結婚している、
日本に住んでいる同じ国の人と結婚する傾向がある、
中長期の在留資格を得れば、時間をおかず本国で結婚し呼び寄せる、
方が多いのかもしれません。
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厚生労働省の「平成30年人口動態統計の概況」にて、
夫妻の国籍別にみた年次別結婚件数
・2018(平成30)年は、
国際結婚件数は、21,852件、日本人男性は15,060件、日本人女性は6,792件
(日本国籍に帰化した人も、日本人としてカウントされているのだと思います。)
平成30(2018)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が5,030件、フィリピンが3,676件、韓国・朝鮮が1,779件です。
2018(平成30)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,641件、米国が1,061件、中国が847件、です。
ピークである平成18(2006)年と比べると、
平成18年では全体で44,701件、日本人男性は35,993件、日本人女性は8,708件
でしたので、日本人男性の国際結婚数が、大幅に減ったことがわかります。
前述の平成18年(44,701件)の上位3ヶ国は?ですが、
日本人男性の場合(35,993件)
フィリピンが12,150件、中国が12,131件、韓国・朝鮮が6,041件
日本人女性の場合(8,708件)
韓国・朝鮮が2,335件、米国が1,474件、中国が1,084件
ちなみに4位は、日本人男性はタイ王国、日本人女性は英国です
・2017(平成29)年ですが、
国際結婚件数は、21,464件、日本人男性は14,799件、日本人女性は6,665件
2017(平成29)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が5,121件、フィリピンが3,630件、韓国・朝鮮が1,836件です。
2017(平成29)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,690件、米国が1,074件、中国が812件、です。
・平成28(2016)年、
国際結婚件数は21,180件、日本人男性は14,851件、日本人女性は6,329件です。
平成28(2016)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が5,526件、フィリピンが3,371件、韓国・朝鮮が2,031件です。
平成28(2016)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,627件、米国が1,059件、中国が790件です。
・平成27(2015)年は、
国際結婚件数は20,976件、日本人男性は14,809件、日本人女性は6,167件です。
平成27(2015)年では日本人男性は
中国が5,730件、フィリピンが3,070件、韓国・朝鮮が2,268件
平成27(2015)年では日本人女性は
韓国・朝鮮が1,566件、米国1,127件、中国が748件
・平成26(2014)年では、
国際結婚件数は21,130件で、日本人男性は14,998件、日本人女性は6,132件です。
平成26(2014)年では日本人男性は
中国が6,019件、フィリピンが3,000件、韓国・朝鮮が2,412件
平成26(2014)年では日本人女性は
韓国・朝鮮が1,701件、米国が1,088件、中国が776件
・平成25年(2013)
国際結婚数は、21,488件、日本人男性は、15,442件、日本人女性は、6,046件で、
平成25年(2013)の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が6,253件、フィリピンが3,118件、韓国・朝鮮が2,734件。
日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,689件、米国が1,158件、中国が718件。
・平成24年(2012)
国際結婚数は、23,657件、日本人男性は、17,198件、日本人女性は、6,459件で、
平成23年(2011)に比べて減少しています。
平成24年(2012)の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が7,166件、フィリピンが3,517件、韓国・朝鮮が3,004件。
日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,823件、米国が1,159件、中国が820件。
・平成23年(2011)
夫妻の一方が外国 25,934件
内 夫・日本で妻・外国 19,022件
妻・中国 8,104件
妻・フィリピン 4,290件
妻・韓国・朝鮮 3,098件
妻・タイ 1,046件
妻・ブラジル 239件
内 妻・日本で夫・外国 6,912件
夫・韓国・朝鮮 1,837件
夫・米国 1,375件
夫・中国 850件
夫・ブラジル 299件
夫・英国 292件
・平成22年(2010)
夫妻の一方が外国 30,207件
内 夫・日本で妻・外国 22,843件
妻・中国 10,162件
妻・フィリピン 5,212件
妻・韓国・朝鮮 3,664件
妻・タイ 1,096件
妻・ブラジル 227件
内 妻・日本で夫・外国 7,364件
夫・韓国・朝鮮 1,982件
夫・米国 1,329件
夫・中国 910件
夫・英国 316件
夫・ブラジル 270件
・平成21年(2009)
夫妻の国籍別にみた婚姻件数 平成21年
平成21年人口動態統計の概況より
平成21年
夫妻の一方が外国 34,393件
内 夫・日本で妻・外国 26,747件
妻・中国 12,733件
妻・フィリピン 5,755件
妻・韓国・朝鮮 4,113件
妻・タイ 1,225件
妻・ブラジル 273件
内 妻・日本で夫・外国 7,646件
夫・韓国・朝鮮 1,879件
夫・米国 1,453件
夫・中国 986件
夫・英国 367件
夫・ブラジル 290件
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平成20年(2008)
夫妻の国籍別にみた婚姻件数 平成20年
平成20年人口動態統計の概況より
平成20年
夫妻の一方が外国 36,969件
内 夫・日本で妻・外国 28,720件
妻・中国 12,218件
妻・フィリピン 7,290件
妻・韓国・朝鮮 4,558件
妻・タイ 1,338件
妻・ブラジル 290件
内 妻・日本で夫・外国 8,249件
夫・韓国・朝鮮 2,107件
夫・米国 1,445件
夫・中国 1,005件
夫・英国 363件
夫・ブラジル 322件
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平成19年(2007)
夫妻の国籍別にみた婚姻件数 平成19年
平成19年人口動態統計の概況より
平成19年
夫妻の一方が外国 40,272件
内 夫・日本で妻・外国 31,807件
妻・中国 11,926件
妻・フィリピン 9,217件
妻・韓国・朝鮮 5,606件
妻・タイ 1,475件
妻・ブラジル 288件
内 妻・日本で夫・外国 8,465件
夫・韓国・朝鮮 2,209件
夫・米国 1,485件
夫・中国 1,016件
夫・英国 372件
夫・ブラジル 341件
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