建物の定期点検と火災保険申請

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

1月7日に二度目となるに緊急事態宣言が発令されました。期間は1ヶ月を予定されていますが、感染者が全く減らない場合は解除される事はありません。一人ひとりが徹底した感染対策と自粛が必要になるので、お互い苦しい我慢の時期になりますか、乗り越えていきましょう(＞人＜;)

さて、今回のコラムは建物の定期点検の重要性について火災保険の申請と絡めて書いてみました。

建物の定期点検として損害調査を利用しましょう！

皆様はご所有されている建物の定期点検は実施されていますか？
住宅でしたら家を建てたハウスメーカーで10年目くらいまでは無料で定期点検を行ってくれるところがありますが、その後の点検はお客様ご自身で手配しないといけない事が多いです。
10年後以降の点検は行われていますか？
ほとんどのお客様が、定期的に建物の点検を行っていない事が現状です。

その背景には、特に壊れているところが無いので点検は大丈夫だと思われている事が多いと思いますが、「火災保険金の申請」という観点で言えば、3年に一度の周期で建物の定期点検を行った方がいいと言えます。
なぜかと言うと、火災保険金の申請は3年前までの事故なら遡求して申請をする事が出来るからです。

火災保険を申請する上でいつ事故が起こったのか証明する必要がありますが、その時に役に立つのが建物の点検の履歴とその際の写真です。3年ごとに点検を行っていれば、火災保険を申請する際に時効になる事を防ぐことが出来ますし、定期点検の際の写真(損害が無い状況)と事故発生時との写真で、事故が起きた時期をある程度特定する事が出来ます。

保険会社に保険金として認めて頂けないケースの中で多い見解が、経年劣化や3年以上前に起きた事故だろう(古い事故)という事です。その場合、定期点検の際の写真と事故発生時との写真の比較で、経年劣化では起こりえないと言う事の証明の材料になる可能性がありますし、古い事故ではないという事を証明出来る材料にまでなり得ます。そういう観点から建物の定期点検を行う事がいかに重要な事なのか、ご理解頂けるのではないかと思います。

建物の点検について工務店などにお願いすると点検の為の料金が発生したり、実際には修理が必要ないのに、屋根や外壁の塗り替えを提案されたりと、些細ですが問題が起こってしまう可能性があります。

弊社は建物の点検は無料でさせて頂き、火災保険で保険金申請が出来る損害があった場合に、保険金を受け取って頂くまでのサービスをさせて頂いております(保険金が下りた際に成果報酬としてコンサルティング料を頂いております)。それこそ建物の定期点検と言う意味でお気軽にご活用頂ければと思います。

弊社の建物の点検は損害の有無に関わらず、建物全体的の写真を撮りますので、その後の火災保険金申請の為の材料にもなり、お力になれるかと思います。
また、保険金の申請対象にならなくても修理を行った方がいい箇所の案内もさせて頂いておりますので、気が付かなかった補修すべき箇所を知ることもできます。大切な建物を長持ちさせる為にもご活用頂ければと思います。

実際に、1回目の調査の際には損害が無く、次の年の台風後に再度調査をさせて頂いたところ台風による損害が発生している箇所があり保険金申請を行ったお客様がいらっしゃいました。1回目の調査の際の損害が無い状況の写真と事故発生時の写真を比較する資料を作成し、保険金の申請を行ったところ、スムーズに満額の保険金を受け取って頂く事が出来ました。最初の調査の際に保険金の申請が出来なくても、リピートして弊社を使って頂く事で、大変満足して頂きました。
また、弊社は保険金が下りるまでのサポートになり、その後の工事を強要する事もありませんので、ご安心頂ければと思います。

建物は自分の体ではないので、建物に損害があっても自分自身が痛みを伴う事もありません。
病気になった時と同様に、建物も保険が使えるのだとしたら使いたいと言う人がほとんどだと思いますが、お客様ご自身で損害(日頃、目が行き届かない屋根の上などの損害など)に気づかれないケースが多く、今受け取る事が出来る保険金の申請が出来ていない方が多いのが現状です。
特に体の異常が無くても年に一度健康診断を行なっている事と同様に、建物の点検の重要性も今一度考えて頂ければと思います。
コロナの影響もありお困りの方が多くいらっしゃると思いますので、使い道が自由な火災保険金を受け取って頂けるよう、全力でサポートさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。