マンション経営における治水対策
皆さんこんにちは。
東京・神田にある不動産投資会社、和不動産の仲宗根です。
本日のテーマは、【人口増加が見込まれる東京と不動産投資】についてです。
少子化なのに人口増加する理由は?
不動産投資・マンション経営には興味があっても、「将来、人口が減るから不安だ」という声をよく聞きます。確かに日本全体で見ると、少子化により人口は減少する傾向にあります。しかし、それは日本国内のすべての地域には当てはまりません。
また、3人世帯以上は減少しますが、それ以上にシングル、2人世帯が増加すると見られており、核家族化や単身化はますます進みマンションのニーズは上昇すると予測されています。
これらの背景を踏まえて、東京は人口が増加する都市であることをご説明したいと思います。
世界で人口が第1位の都市、東京は2025年もまだまだ増加
不動産投資の中で比較的始めやすいのがマンション経営です。空室さえ出さなければローリスクな投資です。空室対策としては、人口の多い場所の不動産物件を選ぶのがベストです。
では、世界で人口が第1位の都市はどこでしょうか?それは、東京で3570万人です。また、東京はその人口の多さに対して、総面積は2,194平方キロメートルと全国で3番目の小ささとなっています。この限られた土地の中で多くの人々が暮らしていくためには、戸建て住宅よりも集合住宅の方が適しています。その中でも、快適性や資産性に優れたマンションは非常に人気があります。したがって、国内でマンション経営に最適なのは最も人口が多い東京ということになります。
しかし現在、人口が多くても将来的にどうなるのかも気になります。ここに世界的な人口の動向についてわかるランキングがあります。
2025年の人口予想について、世界的な経営コンサルティング会社ブーズ・アンド・カンパニーが分析しているので見てみましょう。
2025年の人口予想で第1位は現在と同じ東京で3640万人。2位がムンバイ、3位がデリー、ニューヨークは7位、北京は15位、大阪、神戸は22位でした。
この小さな日本の国土にある東京に、多くの人が住んでいることがわかります。
この調査は人口一千万人以上の世界のメガシティを対象にしています。
少子化などで、人口減少が懸念される日本において、東京はその心配が不要であると予測されます。同時に30位以内にランクインしている大阪も東京と同じで人口減少の要素は少ないと見られています。
安全で便利。不動産投資に最適な都市、東京。
人口が最も多い都市、東京。それは「暮らしやすさ」を表しています。世界的に見て、東京はなぜそんなに魅力的なのでしょうか?
その理由をとして、まず、都内のアクセスの利便性があげられます。東京都は年間輸送人員世界一であり、最先端の鉄道網を誇ります。
世界の都市に暮らす人と比べても、都内ではマイカーを持たない人、車の免許を持たない人も多いのではないでしょうか。電車や徒歩でも不便を感じないという特徴があります。
電車やバスといった交通網が非常に発達しているので、高齢になっても気兼ねなく好きなところへ出掛けることが出来ます。これは他の都市に比べて非常に大きなメリットと言えるでしょう。
さらに治安の良さというメリットがあります。イギリスの新聞「エコノミスト」が治安の良い国&都市ランキング(2015年度版)で、世界で最も安全な都市に東京を選びました。
エコノミストインテリジェンスユニットが世界の50主要都市を4つのカテゴリ (デジタルセキュリティー度、医療保障度、インフラストラクチャーの安全度、個人の安全度)を元に分析したものです。ちなみに3位は大阪府です。
東京都は、デジタルセキュリティー部門で第1位、個人の安全レベルは第5位にランクイン。地震の多い国でありながら、インフラストラクチャーの安全レベルでも第5位という結果になりました。中産階級都市の中でも1位(1世帯当たりの国内総生産は3万ドル~5万ドル)になり、都市圏GDP(都市圏総生産)も堂々の1位です。
医療やセキュリティという、安心できる側面は暮らしには必須です。東京が不動産投資に最適な都市であるということがこういったデータからも読み取れます。
人口が増加する東京は、超高齢化社会のモデルケースを世界へ提示
東京都の魅力は他にもあります。世界の食事が味わえる国際色豊かな国であることも要因のひとつです。世界の美味しいレストランを紹介する「ミシュランガイド」の星の数も世界1位でした。
都市でありながら、少し足を伸ばせば箱根など自然豊かな温泉地にも行けます。
最先端のインフラが整い、便利で安全な都市、東京。東京の住みやすさは、世界に誇れることなのです。
2025年になっても人口が増え続ける理由は、これたけではありません。超高齢化社会と言われている昨今、日本はどの国よりも先に超高齢化社会を迎えました。
医療、介護の側面、また減少していく若い世代が支える経済や年金問題等、課題を抱えながらも整備されていくことで、超高齢化社会のひとつのモデルケースとして日本から世界に情報発信することも可能です。
課題を解決していき、いっそう住みやすい都市へと、まだまだ成長できる伸びしろが残されており、東京の不動産価値も上昇することが予測されます。
このような理由から、東京は不動産投資、マンション経営に最適な都市だと言えるでしょう。
今回のコラムは、ここまでです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。次回のコラムもお楽しみに!
和不動産 仲宗根和徳