冷蔵庫潜むゴキブリの駆除・退治方法
ゴキブリをしっかり駆除しても、すぐにゴキブリを見かけるようでしたら、ゴキブリの巣があると考えたほうがよいでしょう。
ゴキブリの巣を駆除・退治する方法を紹介します。
ゴキブリの巣・幼虫について
ゴキブリの巣は、蜂の巣のようにすぐわかる実態が存在する訳ではなく、ゴキブリの糞に含まれるフェロモンによってゴキブリが集まってくる場所を巣と呼びます。
ゴキブリの巣は、ゴキブリが好む湿気があり暖かく、暗く狭い場所にあることが多いです。
例えば、床下、家電製品や家具と壁の間にできた隙間、キッチンのシンクや押し入れ、段ボールの下などにゴキブリの巣はあります。
このような場所に、1~2㎜程度の黒っぽい土のかたまりのような形をしたゴキブリの糞が、密集して落ちていればゴキブリの巣である可能性があります。
一方、ゴキブリの幼虫は、外見はほとんど成虫のゴキブリと変わりなく、体長は10㎜程度で、暗く人の気配がない暖かい場所に密集して生息します。
生まれたばかりのゴキブリの幼虫は白色で、成長するにつれて茶色や黒色に変化していきます。
ゴキブリごと駆除・退治して巣をせん滅する方法
冷蔵庫やタンスなどと壁の間にできた隙間を完全にふさぐことは困難なので、逆にこの隙間を広くしてゴキブリの居心地を悪くすることで、巣を作らせない方法もあります。
隙間を広くできない場合は、市販のゴキブリ駆除用スプレーなどを隙間に吹き付けることで、ゴキブリが寄り付かなくなります。
キッチンのシンクの下は、排水管と床の穴の隙間をふさいだり、シンクと壁の隙間をふせぐことで、ゴキブリがシンクの下に侵入するのを防げます。
その上で、シンクの下に容器入りのゴキブリ用の毒餌や粘着トラップを仕掛けておくと効果的です。
押し入れの中や床下も隙間があればふせぎ、シンクの下と同様のゴキブリ対策を施せば、ゴキブリが寄り付かなくなり、巣ができません。
段ボールを重ねて保管すると、隙間にゴキブリが住みつくようになります。
段ボールは、放置せずに使わない場合は、捨てることが重要です。
ゴキブリの幼虫を駆除・退治する方法
ゴキブリの幼虫の餌はゴキブリの糞です。
まずは、ゴキブリの糞を見つけたら除去し、ゴキブリの幼虫が育たなくすることから始めます。
ゴキブリの幼虫は成虫に比べ、ゴキブリ駆除用スプレーが効きますので、ゴキブリの幼虫を発見したら使用しましょう。
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