10月の入塾は、多くの意味で大チャンスです!
ことし高校受験の生徒たちが通う文京六中は、今日で2学期の期末テストが終りました。2日目である昨日までの手ごたえは、皆さまざまに報告してくれましたが、全日程が終了し、あとは結果を待つのみです。
その結果には、2種類あります(中3生のみ)。当然、明日の勤労感謝の日を過ぎた金曜日から返って来る各教科の得点と、いまひとつは、来週後半からはじまるであろう三者面談で知らされる、内申素点(現況のもの)です。この内申素点が、私立高校の推薦や併願優遇の可否を決め、また都立高校の合否予測のもとになりますから、非常に大きな「結果」と言えます。
ここに至るまでの内申素点=通知表の評定がいかに大きなものであったか、これから実感するお子さんもいらっしゃるでしょう。しかし、もう結果はほぼ決まっているわけですから、これからの問題として、中3受験生の場合について考えてみましょう。
私立高校の推薦や併願優遇に関しては、内申素点のほか、英検・漢検などの検定、部活動や委員会等の実績、また一部ではVもぎ・Wもぎの偏差値を補助的に見てくれる学校もあります。たとえば英検の3級が内申素点の1ポイントに相当する、といったケースです。これは各学校ごとの基準ですから、当該の学校や塾の先生に、相談してください。身近な範囲でお分かりにならない場合、メールまたは電話でご相談いただければ、わかる範囲でお答え致します(本記事についてのフォローですから、お気がねなくご相談下さい)。
そして都立高校(共通問題実施校)の入試本番で、素点1ポイントが何点に相当するかということを、試算してみます(あくまで単純計算です)。
総合得点600点(1000点満点)が合格の目安である高校を、9教科オール3で受ける場合、300点満点の換算内申は180点となります。すると「600-180=420点」が入試で必要な点数ということになりますが、これは「7:3」、つまり700点換算の点数ですから、実際の500点満点の入試では、300点を取ればよいことになるのです(これもあくまで「目安」としてです)。
さて、ではもしこの受験生が、5科(国・数・英・社・理)の方でひとつ「4」があったとしたら、換算内申は184点になります。上記の通りの計算をすると、当日の入試で必要なのは、297点となります。いっぽう、4科(音・美・技家・保体)にひとつ「4」があったとすると、換算内申は189点で、当日必要なのは294点です。すなわち、内申素点は5科が入試点の3点~4点、4科が6~7
になるとみてよいでしょう。この点数の対比は、共通問題実施校であれば合格ラインにかかわりなくどのレベルでも同じです(ただし実際の合否には、倍率や男女枠緩和、当日の棄権率などさまざまな要素がからみますのでご注意下さい)。
すなわち、当日の入試得点で勝負のできる都立高校入試本番では、内申素点の2、3ポイント程度の違いは、十分逆転ができるということです。素点を中心に決まる私立推薦などは別にして、都立入試を本番と考える受験生の方たちは、期末が終わり、内申素点がわかるこれからが、受験勉強の本番だと言えるでしょう。
言問学舎には、国語の選択肢問題(1問5点)で正答率を大きくアップさせ、記述問題(10点満点)も、満点に近い答案が書けるようになる記述力指導という、2つの秘訣があります。また、的を絞った社会の勉強(1問5点)、記述力の養成(5点満点)や、数学の大問1(46点分)を中心に「できる問題を確実に正解する」指導、英作文(12点満点)で得点を積み上げるためのていねいな指導など、あらゆる部分で得点力を上げ、合格を勝ち取る手法を駆使して、みなさんの合格をお手伝いします。
直近の冬期講習説明会は明日23日(祝日/2回)と、25日土曜日(午前1回)に開催します。詳細は以下のリンクよりご確認下さい。
冬期講習説明会のご案内
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP http://www.kotogaku.co.jp/
[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44
[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]