国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
昨日、1月9日付の朝刊に、「平成26年度都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果」が掲載されました。学校ごとの「受験倍率」に似た数字(志望倍率)が出ていますので、今年の受験生、保護者のみなさんは、興味深くご覧になったことと思います。
都立高校入試に関して、初めて出て来る数字ですから、自分(お子さん)の第一志望校の動向がどうなっているか、気になるところですね。ただ、特に一般入試での「倍率」がどうか、という点で考える時、これはあくまで「予備調査」ですから、今回の数字だけで一喜一憂するようなものではないことを、お知らせしておきます。
というのは、この数字の元になっているのは、みなさんが2学期の終わりに中学校に提出した「志望校調査」だからです。それを「校長会」で集約して発表したものですから、この中で「第一志望」とした人が、全員その高校に願書を出すわけではありません。自分自身の身に、置きかえてみて下さい。
また、この段階では、まだ推薦入試の出願がされていません。もちろん推薦は高倍率かつ全体の20パーセントまでの定員ですから(全日制普通科)、推薦での合格者が大幅に志望者の人数を減らすわけではないのですが、少なくとも一般入試への出願者数・倍率が、今回発表の数字とイコールでないことは、おわかりいただけると思います。
従ってこの段階では、「××高校が○.○○倍だ」などという見方をする必要はありません。例年と比べて顕著な増減がみられるかどうか、というようなとらえ方で、しかも志望変更・修正の意思のある人だけが、考えれば良いのです(絶対あの高校に行きたい!という強い意思のある人は、気にせずに集中して勉強しましょう)。
この段階で、例年よりも顕著に志望者が多く「2倍」を超えているのは、23区内では男女とも文京、広尾の2校です(広尾の女子は昨年、一昨年も2倍超、文京の女子も1.9倍前後)。特に男子で2倍を超えている点が、要注意でしょう。女子も、より志望者が増えています。文京については、昨年北園が実質倍率で男子1.92倍、女子1.95倍という高倍率だったことの影響が、少なからずあるかと思われます。
こうした顕著な変化のみられる高校を志望先に考えている方は、周辺校を含めて「早めに検討」する必要があるかも知れませんが、要はまだひと月半の時間がある中で、浮き足立つのは禁物です。それよりも合格をめざして着実に勉強することの方が、はるかに大事です。今回の数字はあくまで「予備調査」の結果であることを踏まえ、地に足をつけてしっかり勉強されるよう、おすすめする次第です。
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