9月の入塾は、特にこんな方たちに向いています!
今日は東京の初雪が予想外の大雪になりましたが、塾には中学3年生が集合して、本年度、すなわち中学生として最後の塾内学力テスト(育伸社版)に挑みました。それぞれの志望校、受験スタイルに合わせ、入試直前特訓をかねてのテストです。これまで以上の真剣さで、全員が問題に向かっていました。
さて、これからの高校受験、特に都立高校一般入試のための勉強方法を、ご案内したいと思います。2月23日の入試本番まで、あと一ヶ月あまり。悔いを残さないよう、残された時間を十分に生かして下さい。
①3科中心から徐々に社会・理科の暗記重視へ
今までは、英・数・国の3科中心の勉強だったと思いますが、ラスト1ヶ月の追い込みの時期は、暗記で取れる部分を確実に取れるようにしていきましょう。特に私立の入試が終わったら、最後は社会のみに絞っても良いくらいです。社会は5点×20問、1問あたりの配点が高いため、ちょっと間違えるとすぐ70点、60点台になってしまうからです。
②国語は作文の練習を欠かさずに
自校作成校を含め、大体200字の作文が出題されます。時間内に、テーマに沿って書く練習をして下さい。このこととの関連で、共通問題の場合、大問1、2(以上漢字)、3(小説)、5(古典鑑賞)、4(論説文)の順で解くのが良いと思われます。200字の記述を、論説文の問題を解くのと一体で行なうためです。
③自校作成校受験者は、社・理を怠らず、独自問題に最後までチャレンジを
自校作成校の受験者のレベルでは、社会・理科では大きな差はつきません(社・理は共通のため)。従って、英・数・国の中の得意教科で、得点をかせぐようにしたいものです。とはいえ社会・理科でマイナスを作っては何にもなりませんから、こちらも怠ることなく、かつ自校作成問題にねばり強くかみついて、万全の準備をして下さい。社会・理科は、過去問で平均85点ぐらい取れていれば、あまり時間を割かなくともよいでしょう。
都立高入試までにはまだ1ヶ月と少し時間がありますから、教科ごとのポイントなども、改めてお伝えする方針です。今日は一段と冷えています。何よりも体調管理に万全の注意をして、あと少しの受験勉強を、全力で頑張って下さい。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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