ステップファミリーが抱える問題/元配偶者との関係がある
ステップファミリーでの進級・進学は、子どもにとって大きな環境の変化とともに、家族の関係性にも影響を与える重要なタイミングですよね。
我が家も4人の子どもたちの進級進学が重なった時には、バタバタしていました。
特に、卒業から入学まで、ダブルブッキングではなくトリプルブッキングをした際は、短時間のスケジュールで、式典のはしごをしていました（笑）
その為、新生活が始まっても、息をつく暇もなく、毎日がマラソン大会。
子どもたちへのサポートも、なかなか難しかったです。
今回は、ステップファミリーで役に立つ、子どもへのサポートの仕方をご紹介します。
1. 子どもの気持ちを尊重する
進級・進学のタイミングでは、子どもは期待と不安を抱えています。
・「どんなことが楽しみ？」
・「何か不安なことはある？」
など、気持ちを聞く機会を増やしてみましょう。
特にステップファミリーの場合、この節目の時期に再婚をされる方も多いです。
新天地に行くと、見た目は、初婚家庭と変わらないのがステップファミリーです。
けれど、子どもたちは環境の変化もあり、不安定になる子どももいます。
以下のことにも気を付けて、子どもと大人の意識のすり合わせも大切です。
・「名字が変わることに違和感はないか」
・「家族関係について学校で聞かれたときの対応を考えておきたいか」
といったポイントにも配慮の必要があります。
2. 家族でルールやサポート体制を話し合う
新学年・新生活が始まると、生活リズムが変わることもあります。
・送り迎えの担当
・宿題や勉強のサポート
・学校行事への参加（実親・継親どちらが行くか）
など、事前に決めておくことで、家族全員が安心して過ごせます。
3. 実親・継親の立ち位置を明確にする
子どもにとって、進級・進学は「親」の存在を意識しやすい時期です。
・実親が主導する方が安心できるのか
・継親も積極的に関わるのがよいのか
子どもの気持ちを確認しながら、無理のない関わり方を見つけましょう。
また、学校との関わり方についても、
・「父母どちらの名前で書類を提出するか」
・「保護者としての役割分担」
などを事前に決めておくと混乱が少なくなります。
4. 過去の環境や思い出を大切にする
子どもによっては、「前の家での学校生活」と「新しい家族との生活」を比べることがあります。
「前はこうだったのに…」と戸惑うこともあるかもしれません。
そんなときは、
・「前の学校の思い出も大切にしながら、新しい環境を楽しめるといいね」
・「困ったことがあったら、いつでも話してね」
といった声かけをすると、安心感につながります。
5. 周囲の理解を得る
学校の先生や親しいママ友には、状況を簡単に伝えておくとスムーズにいくことも。
・「名字が変わったこと」
・「継親がいること」
などを先生に伝えておくと、学校側も配慮しやすくなります。
ただし、無理に周囲に説明する必要はありません。
子どもが嫌がる場合は、「本人が話したくなったら話せばいいよ」と伝えておくのも一つの方法です。
6. 子どもと一緒にお祝いの時間を持つ
進級・進学は成長の節目です。
・「おめでとう！」と一緒にお祝いする
・「頑張ったね！」とこれまでの成長を認める
・ささやかなプレゼントや外食でお祝いする
など、ポジティブな時間を作ると、家族の絆が深まります。
まとめ
ステップファミリーの進級・進学では、
- 子どもの気持ちを大切にする
- 家族でルールやサポート体制を決める
- 実親・継親の立ち位置を整理する
- 過去の思い出を尊重し、新しい環境に適応する
- 学校や周囲の理解を得る
- 家族でお祝いの時間を持つ
こうしたポイントを意識すると、子どもも安心して新しい環境に適応できるでしょう。
進級・進学が、子どもにとっても家族にとっても素敵な節目になります。
--------------------------------------------------
★平田えり公式LINE★
（カウンセリングのご予約やお問い合わせができます。
お友達登録をしてお気軽にご連絡をください。）
※お友達追加後、お得な情報をお届けします♪
https://lin.ee/8yuOCs8n
★ステップファミリーに関する悩みのご相談はこちら★
※只今、初回カウンセリング料金割引キャンペーン中です！
※カウンセリングをお申込みの際には「平田えり」をご指名ください。
★ステップファミリーの生活をサポートするNPO法人M-STEPへのご寄付をお願いいたします！★
寄付先はこちら
