激増!「高齢化・賃貸化で理事のなり手不足マンション」
ビジネスパートナーでもある友人から「不動産仲介業」を始めたと聞き、
何年か前にNHKの情報番組で、中古マンションの価格設定について
取り上げていたのを思い出しました。
<以下は当時のNHKサイトより抜粋>
気になるマンションの価格設定の舞台裏に密着。
(中略)
一方、中古マンションの査定はまた別の要因で値段が決まっていく。
その意外な秘密とは?値下がりしない中古マンションの条件とは?
マンションを買った人にも、これから買う人にも役立つ価格の謎に迫る。
(以下略)
「管理力」がマンションの資産価値を変える時代に
番組では、中古マンションを見極めるポイントの一つとして「管理力」を挙げていました。
確かに、マンション管理組合の運営能力・コミュニケーション力の良し悪しが、
今後の中古マンション価格に大きな影響を与える時代が近付いているのを実感します。
今までは、中古マンション購入と言うと、とにかく築年数や立地・間取り・日当たり、、、などの
表面的な要素のみを重要視する人が圧倒的でしたし、不動産仲介業者もその点で値付けをしていました。
マンション管理についての知識がほとんどないのも仲介業者の現状でした。
しかし今後は、管理組合の運営力やコミュニケーションの醸成など、
「実際に住んでから快適かどうか」の指標となるものが、少なからず評価の対象になってきました。
現に当社がコンサルタントとして顧問契約を締結する千葉市のブラウシア管理組合では、
近隣マンションの不動産取引相場が少しずつ下落しているにも関わらず、ここ5年で10%値上がりしています。
ブラウシア管理組合は「管理組合の運営力」「理事・住民間のコミュニケーション能力」がずば抜けて高いマンションです。
ブラウシア管理組合のホームページはこちら!
自分たちのマンションが古くなっても、また立地面で劣っていても、
建物の見た目ではなく、住んでからのソフト面の要素を見て、マンション購入の決め手となる時代が来ています。
マンション管理(管理組合の実力やコミュニケーション)がマンションの不動産としての価値を大きく変える時代が来ているのです。
逆に、管理組合が機能していない(無関心な組合員の多い)マンションは、建物の劣化を招き居住者同士の関係も希薄になるかトラブルが増えるなどして、最終的には周囲からの評価を下げることになるでしょう。
マンションの資産価値を上げるために、そして自分たちの住まいが「住み心地」良いものとなるように。
「管理力」の向上は、理事のなったあなたの心がけ一つで大きく変わるのです。
マンション管理コンサルタント メルすみごこち事務所