『骨盤や背骨』は、定期的メンテナンスが必要です
10か月前に第一子を出産して以降、それまで以上に強い腰痛が起こるようになったRさま。
身体を前に倒す動作で一番強い痛みが起こり、寝起きや立ち座り動作でも強い痛みが起こります。
まずは『骨盤の緩みの有無』を確認すべく、『恥骨前面の圧痛検査』から行いました。
結果は、強い痛みが確認でき、『かなり緩んだ状態』と判断しました・・・NG
腰痛が無かった場合には直ぐに【骨盤引き締め矯正】を施術するのですが、Rさまの場合、強い腰痛が起こっているので【腰痛を解消させる施術】を同時進行で行う必要があります。
一般には、「骨盤が緩んでいるから腰痛が起こる」とか「骨盤が歪んでいるから腰痛が起こる」と考えられていますが、私はそうは考えていません。
骨盤の緩みや歪みとは別に、腰痛の直接の原因で他にある事が多いからです。
それが【トリガーポイント】です。
やはりRさまも、トリガーポイントが2か所確認でき、そこから症状の腰痛が起こっていました。
よってまずは、【トリガーポイント解消療法】で痛みの解消からスタートです。
初回から有意義に痛みが軽減・解消されました。
施術前に確認した、身体を前に倒す動作時の痛みや寝起き立ち座り動作時の痛みは、イッキに3以下に軽減・解消です。
トリガーポイントが原因での腰痛が軽減・解消されたところで、いよいよ【骨盤引き締め矯正】に入っていきます。
私の【骨盤引き締め矯正】は、骨盤内部の『骨盤底筋群』や骨盤周辺の『インナーマッスル』を鍛えながら、それらの筋の作用によって、緩んだり歪んだりしている骨盤を正常な状態に引き寄せてきます。
当然、緩みの指標である『恥骨前面の圧痛』の軽減を確認しながら施術を進めてまいります。
恥骨前面の圧痛の軽減が確認できて、その回の【骨盤引き締め矯正】は終了となります。
【トリガーポイント解消療法】でまずは先に腰痛が解消でき、【骨盤引き締め矯正】で着実に骨盤を引き締め、最終的には6回の通院で目的を達成しました。
この度のRさまは骨盤の緩みが大きかったようで、通常4回程度で達成できる骨盤引き締めですが、6回の施術を必要としました。
その間には、「私の骨盤は良くなるのだろうか」と不安に思う事もあったようです。
それでもRさまは、真面目に懸命に骨盤引き締めに取り組んでくださいました。
その甲斐あって、腰痛解消も骨盤引き締めも達成できたのです。
Rさまの喜びもひとしおでしたが、喜んでいただいた私もとても嬉しいです。
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