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小学校に入学すると、
毎日の生活に「宿題」が加わります。
特に共働きのご家庭では、
「学童で宿題を終わらせてきてほしい」
と思うことも多いのではないでしょうか。
仕事を終えて迎えに行き、
帰宅してから夕食、お風呂、翌日の準備。
そこから、
「宿題やった?」
「まだ終わってないの?」
となると、
保護者にとっても
子どもにとっても大変です。
そのため、
学童を選ぶときに
「宿題を見てもらえるか」
を確認することは、
とても大切だと思います。
ただ、
未来舎では
もう一つ考えてほしいことがあります。
大切なのは
「宿題をどこで終わらせるか」だけではなく、
「自分で宿題に取り組めるようになるか」です。
今回は、
学童で宿題をすること、
家庭で宿題をすること、
それぞれについて考えてみたいと思います。
学童で宿題を終わらせる一番のメリットは「家でやらなくていい」だけではない
学童で宿題を終わらせてくる。
保護者にとっては、
やはり助かります。
帰宅してから、
「宿題しなさい」
と何度も言わなくてもいい。
夕食やお風呂の時間が遅くなりにくい。
家族でゆっくり話す時間も作りやすくなります。
しかし、
学童で宿題をするメリットは、
それだけではありません。
私は、
「放課後のどこかで勉強する」という
生活のリズムを作りやすいことも
大きなメリットだと考えています。
小学校低学年のうちから、
学校が終わる。
学童へ行く。
宿題をする。
終わったら遊ぶ。
という流れができてくると、
「宿題をすること」が
特別なことではなくなってきます。
毎日、
「今日は宿題したくない」
「あとでやる」
「明日の朝やる」
と、その日の気分だけで決めるのではなく、
生活の中に学習する時間を作っていく。
これは、
その後の家庭学習にも
つながっていくと思います。
でも「学童に行けば宿題が終わる」だけでは少しもったいない
ここで気をつけたいことがあります。
学童で毎日宿題をしていたとしても、
「先生に言われたから宿題を出す」
「先生に言われたから始める」
「分からなかったらすぐに先生に聞く」
という状態がずっと続いてしまったら
どうでしょう。
確かに宿題は終わります。
でも、子ども自身は、
「いつ宿題をするのか」
「今日は何をしなければならないのか」
をあまり考えていないかもしれません。
宿題を終わらせることだけが目的なら、
大人が、
「宿題を出して」
「次は算数」
「終わったら音読」
とすべて指示した方が早いでしょう。
でも、
未来舎が大切にしたいのは、
その先です。
「宿題を終わらせてもらう」のではなく、
「自分で宿題を終わらせられるようになる」。
小学校低学年のうちから、
少しずつこちらを目指していきたいと
考えています。
最初から全部「自分でやりなさい」でもうまくいかない
では、
小学校1年生になったら、
「自分の宿題なんだから、
自分で考えてやりなさい」
でいいのでしょうか。
私は、
それも少し違うと思っています。
小学校に入ったばかりの子にとっては、
学校生活そのものが
初めてのことばかりです。
授業を受ける。
時間割を確認する。
持ち物を準備する。
宿題を持って帰る。
提出物を忘れない。
それだけでも、
たくさんのことを
覚えていかなければなりません。
その状態で、
いきなりすべてを
自己管理するのは
難しいでしょう。
だから最初は、
大人が手伝っていいと思います。
たとえば、
「今日の宿題は何がある?」
「いつやろうか?」
と一緒に確認する。
慣れてきたら、
「今日はいつ宿題する?」
と本人に聞いてみる。
さらに慣れてきたら、
本人が自分で宿題を確認し、
自分で始める。
「大人が決める」
→「一緒に決める」
→「子どもが自分で決める」。
一気に自立を求めるのではなく、
少しずつ大人の手を離していく。
未来舎では、
この過程が
とても大切だと考えています。
「分からない問題」が出てきたときこそ大切にしたい
学童で宿題をするもう一つの良さは、
分からない問題があったときに
大人が近くにいることです。
ただし、
ここでもすぐに答えを教えてしまえばいいとは
考えていません。
子どもが、
「分からない」
と言ったときに、
すぐに答えを教える。
解き方を最初から説明する。
大人がほとんど解いてしまう。
これなら宿題は早く終わります。
でも、
子どもが自分で考える時間は
少なくなります。
まずは、
「どこまでは分かる?」
「問題には何て書いてある?」
「教科書に似た問題はなかった?」
と、一緒に考えてみる。
それでも分からなければ、
少しヒントを出す。
宿題を終わらせることと、
子どもが考えること。
どちらも大切にしたい。
これは、
未来舎の塾でも
学童でも共通している
考え方です。
「『分からない』と言える子は伸びる?中学生になる前に身につけたい学習習慣」を読む
家庭で宿題をすることにも良さはある
ここまで読むと、
「それなら宿題は学童でやった方がいいの?」
と思うかもしれません。
必ずしもそうとは限りません。
家庭で宿題をすることにも
良さがあります。
保護者が子どもの学習状況を
知ることができます。
「漢字が難しくなってきたな」
「計算でよく間違えているな」
「音読がずいぶん上手になったな」
と、日々の変化にも
気づきやすくなります。
大切なのは、
「学童でやるか、家でやるか」
の二択にすることではありません。
その子の生活や性格、
ご家庭の状況に合わせて
考えればいいと思います。
学童で宿題を終わらせて、
家では音読だけ一緒にする。
学童では途中まで取り組み、
分からなかったところを家で確認する。
そういう形でも構いません。
ただ、
どこで宿題をする場合でも
共通して考えてほしいのは、
「この子は
少しずつ自分でできるように
なっているだろうか?」
ということです。
「宿題を終わらせてくれる学童」から、その先へ
小学校低学年のうちは、
「宿題やった?」
と大人が声をかけることも必要です。
でも、
小学校高学年、中学生になっても、
「宿題しなさい」
「テスト勉強しなさい」
「次はこれをしなさい」
と大人がすべて指示し続けるわけには
いきません。
いつかは、
「今日はこれをしよう」
「明日テストだから、先に勉強しよう」
「ここが苦手だから、もう一度やっておこう」
と、自分で考える必要があります。
その力は、
中学生になった瞬間に
突然身につくものではありません。
だからこそ、
未来舎では小学生のうちから、
「自分の時間をどう使うか」
を少しずつ考える経験
を大切にしています。
宿題も、その練習の一つです。
未来舎NEXT佐古の学童でも、
ただ放課後の時間を預かり、
宿題を終わらせるだけではなく、
宿題や学習をサポートしながら、
少しずつ子ども自身が
考えて行動できるようになることを
大切にしています。
もちろん、
勉強だけで放課後が
終わるわけではありません。
遊びや実験、
さまざまな体験をする時間も
あります。
「宿題を終わらせて帰ってくる」だけではなく、
「自分でできることを少しずつ増やして帰ってくる」。
そんな放課後の時間を
作っていきたいと考えています。
小学校入学後の学童を探している方や、
放課後の過ごし方を考えている方は、
ぜひNEXT佐古についてもご覧ください。
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