【徳島県・基礎学力テスト2026】過去問は何年分やる?第1回までにやっておきたい使い方
明日はいよいよ、第1回基礎学力テストです。
ここまで勉強してきた中学3年生はもちろんですが、
実は保護者の方も落ち着かない夜を
過ごしているのではないでしょうか。
「もう少し勉強しなくて大丈夫?」
「本当に覚えられている?」
「何点くらい取れそう?」
心配だからこそ、
つい何か言いたくなるものです。
しかし、
テスト前日の夜になってからできることは、
それほど多くありません。
むしろ未来舎では、
前日は「あと何を覚えさせるか」だけではなく、
「明日、今持っている力を出せる状態にすること」も大切
だと考えています。
今回は、
毎年中学3年生を見ている学習塾の立場から、
基礎学力テスト前日に保護者の方にしてほしいこと、
反対にしなくてもいいことについてお話しします。
前日になって「もっと勉強しなさい」と言わなくてもいい
基礎学力テスト前日。
子どもがテレビを見ていたり、
のんびりしていたりすると、
「明日テストなのに大丈夫?」
と言いたくなることもあると思います。
ただ、
本人も明日がテストだということは
分かっています。
特に中学3年生になれば、
「点数を取らなければ」
「志望校は大丈夫かな」
と、
表には出さなくても
本人なりに考えている子もいます。
そんなときに、
「もっと勉強しなさい」
「○○ちゃんはかなり勉強しているらしいよ」
「こんなんで高校に行けるの?」
と不安をさらに大きくしても、
前日の勉強が急に良くなるとは限りません。
だからといって、
「今日は何もしなくていい」
という意味でもありません。
大切なのは、
残された時間で何をするかを絞ること
です。
「今日は何を確認する予定?」
くらいの声かけをして、本人に考えてもらう。
自分で決められない場合には、
一緒に優先順位を考える。
前日まで保護者が勉強を管理するのではなく、
少しずつ本人に任せていくことも、
これからの受験勉強では必要になってきます。
新しい問題を増やすより「取れるはずの問題」を確認する
前日になると、
不安からいろいろな問題に
手を出したくなることがあります。
新しい問題集を開く。
難しい問題に挑戦する。
覚えていないところを最初から全部やり直す。
しかし、
残り一晩で5教科すべてを
完璧にすることはできません。
前日に優先してほしいのは、
「明日、本当は取れるはずの点を落とさないための確認」
です。
たとえば、
以前間違えた計算問題。
何度も間違えている英単語。
理科・社会で覚え切れていない基本事項。
数学でいつも符号を間違えるところ。
こうした
「あと少し確認すれば得点につながりそうなところ」を見直す方が、
前日の勉強としては
取り組みやすいでしょう。
そして、
「これもできない」
「あれもできない」と不安になったら、
一度立ち止まってください。
明日のテストで必要なのは、
すべての問題を解くことではありません。
今の自分が解ける問題を、
できるだけ確実に得点すること。
未来舎では、
この意識を大切にしています。
「第1回まであと5日|中3が今やること・やらないこと」もあわせて読む
「何点取れそう?」を前日に何度も聞かない
保護者として一番気になるのは、
やはり点数だと思います。
基礎学力テストは、
今後の進路を考えるうえでも
気になるテストです。
だから、
「何点くらい取れそう?」
「○○高校なら何点必要なの?」
「模試より下がったらどうする?」
と聞きたくなる気持ちも分かります。
ただ、
前日に何度も点数の話をしても、
子どもが解ける問題が増えるわけではありません。
むしろ意識してほしいのは、
「難しい問題に時間を使いすぎないようにね」
「できる問題をしっかり取っておいで」
という部分です。
テスト前日に必要なのは
「何点取らなければならないか」を繰り返すことより、
「明日どう問題を解くか」を整理すること
点数について考えるのは、
テストが終わって結果を見てからでもできます。
前日の夜くらいは、
必要以上にプレッシャーを増やさないことも
大切だと思います。
最後の1時間を勉強に使うより、睡眠を大切にしてほしい
「あと1時間勉強したら、
もう少し覚えられるかもしれない」
テスト前日には、
そう考えることもあるでしょう。
もちろん、
普段どおりの時間まで勉強することは
問題ありません。
ただ、
睡眠時間を削ってまで
勉強することはおすすめしません。
厚生労働省の
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、
中学生・高校生について、
8~10時間を参考に睡眠時間を確保することが
推奨されています。
また、
睡眠不足については
学業成績の低下との関連も
報告されています。
明日は朝から
問題を読み、考え、思い出し、判断することを
何時間も繰り返します。
だからこそ前日の夜は、
「あと何問解けるか」
だけではなく、
「明日、頭を使える状態でテストを受けられるか」
という視点も持ってほしいと思います。
夜遅くまで新しいことを詰め込むより、
ある程度のところで勉強を終え、
明日の準備をして休む。
これも立派なテスト対策です。
スマホも「明日だけ我慢」ではなく、早めに距離を置く
寝る直前までスマホを触っている中学生も
少なくありません。
友達と明日のテストについてLINEをする。
少しだけ動画を見る。
SNSを見る。
気づいたら予定していた時間より遅くなっている。
前日は特に避けたいところです。
未来舎ではこれまでも、
受験期のスマホとの付き合い方について
何度か記事を書いてきました。
スマホそのものを
悪いものとして考えているわけではありません。
問題は、
「少しだけ」のつもりが長くなり、
勉強や睡眠など、
本来使いたかった時間まで削ってしまうことです。
前日だけ特別なルールを作るというより、
「今日は○時になったらスマホを置こう」
と本人と決めておく。
自分で管理することが難しいのであれば、
保護者が一時的に預かる。
そして、
早めに明日の準備をして休む。
そのくらいで十分だと思います。
「中3の2学期からスマホは親が預かってほしい」を読む
「どうしてスマホ?キッズケータイではダメですか?」を読む
明日の朝は「何点取ってきて」ではなく「いってらっしゃい」で
そして、
保護者の方に
もう一つお願いしたいことがあります。
明日の朝、学校へ行くときです。
「最低でも○点は取ってきてよ」
「ケアレスミスしないでよ」
「ちゃんと見直しするんよ」
いろいろ言いたくなると思います。
でも、ここまで来たら、
あとは本人がテストを受けるだけです。
前日の夜から当日の朝にかけて、
保護者にできる一番大切なことは、
子どもをさらに焦らせることではなく、
いつもどおり送り出すことかもしれません。
「頑張っておいで」
「いってらっしゃい」
それくらいで十分です。
そして、
テストが終わって帰ってきたときも、
いきなり
「何点取れそう?」
ではなく、
まずは、
「お疲れさま」
と言ってあげてほしいと思います。
基礎学力テストは、
第1回で終わりではありません。
今回できなかった問題があっても、
それを見つけて次の勉強につなげることができます。
未来舎でも、
第1回基礎学力テストが終わったら、
点数だけを見るのではなく、
「なぜ間違えたのか」
「次に何を勉強するのか」
を生徒と一緒に考えていきます。
明日のテストは、
これまでの勉強のゴールではなく、
これからの勉強を考えるための一つの材料です。
まずは今持っている力を出してきてください。
そしてテストが終わったら、次に向けてまた一緒に考えていきましょう。
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