【中学1年生・中学2年生対象】まだ間に合う夏期講習!勉強が苦手な子こそ参加してほしい理由
今やスマートフォンは、私たちの生活になくてはならないものになりました。
中学生はもちろん、小学生でもスマホを持っている子どもは珍しくありません。
保護者の方にとっても、
「連絡が取れるから安心」
「習い事の送迎時に便利」
「友達との連絡に必要」
など、子どもにスマホを持たせるメリットはたくさんあります。
私自身、子どもがスマホを持つことそのものを否定したいわけではありません。
これからの社会を生きていく子どもたちにとって、スマホやインターネットを適切に使う力は必要です。
問題なのは、
「スマホを持たせるか、持たせないか」ではなく、「どのように使わせるか」
ではないでしょうか。
『スマホが学力を破壊する』が投げかける問題
東北大学の川島隆太教授の著書『スマホが学力を破壊する』では、
子どものスマートフォン利用と学力について、調査データをもとに考察されています。
ここで注目したいのは、「スマホを使う時間」と「学習」の関係です。
「勉強時間さえ確保していれば、スマホを何時間使っても大丈夫」
そう考えてしまいがちですが、同書では、十分に勉強している子どもでもスマホを長時間使用しているグループでは、成績が低い傾向が見られたことが紹介されています。
もちろん、こうした調査結果だけから「スマホを使ったから学力が下がった」と単純に結論づけることはできません。
しかし、子どものスマホ利用について考えるうえで、保護者の方にもぜひ知っていただきたい内容だと思います。
「勉強しているから大丈夫」ではない
例えば、子どもが毎日2時間勉強しているとします。
それだけを聞けば、
「しっかり勉強しているから大丈夫」
と思うかもしれません。
しかし、その後に何時間も動画を見たり、ゲームをしたり、SNSを見続けたりしているとしたらどうでしょう。
スマホの問題は、単純に「勉強時間を奪う」ことだけではありません。
勉強している途中に通知が気になる。
少し休憩するつもりで動画を見始める。
調べものをするためにスマホを開いたのに、気付けばSNSを見ている。
こうした経験は、大人にもあるのではないでしょうか。
大人でも自制することが難しいものを、子どもに「自分で管理しなさい」と任せるだけでは難しい場合があります。
だからこそ、スマホを渡すときにはルールが必要だと考えています。
スマホを買うときこそ、家族で話し合ってほしい
スマホを買った後に、
「使いすぎだから今日から1時間まで」
と言っても、子どもからすれば突然ルールを変えられたように感じるでしょう。
だからこそ、できればスマホを持たせる前に、親子でルールを決めてほしいと思います。
例えば、
・勉強中はスマホを別の部屋に置く
・食事中は使用しない
・夜○時以降はリビングで保管する
・寝室には持ち込まない
・ゲームや動画、SNSを使う時間を決める
・ルールを変更するときは親子で話し合う
などです。
各家庭によって生活リズムは違いますから、「1日○時間が正解」という一律のルールを作る必要はありません。
大切なのは、
子ども自身が納得したうえで、守れるルールを家庭で作ることです。
「取り上げる」のではなく「使い方を身につける」
スマホについて考えるとき、
「使わせるか」
「禁止するか」
という二択になりがちです。
しかし、私はどちらでもないと思っています。
これから子どもたちは、スマホだけでなく、パソコン、タブレット、SNS、そしてAIなど、さまざまなデジタル技術と付き合いながら成長していきます。
ずっと禁止し続けることは現実的ではありません。
だからこそ必要なのは、
自分で適切に使える力を育てることです。
今は保護者がルールを作る。
成長したら一緒にルールを考える。
そして最終的には、自分自身で時間を管理できるようになる。
スマホのルール作りは、そのための練習でもあると思います。
未来舎でもスマホを管理しています
未来舎では、夏期講習や授業中、子どもたちが学習に集中できる環境づくりのため、
スマートフォンをお預かりし、帰宅時に返却する取り組みを行っています。
これは、スマホそのものを悪いものだと考えているからではありません。
勉強する時間には勉強に集中する。
スマホを使う時間にはスマホを使う。
遊ぶときには思い切り遊ぶ。
そうしたメリハリを身につけてほしいからです。
スマホが手元にあれば、通知が来ていなくても気になることがあります。
だから、勉強する時間だけは物理的にスマホから離れる。
集中力を本人の意思だけに頼るのではなく、
集中できる環境をつくること
も大切だと未来舎では考えています。
スマホを渡すとき、一緒に渡してほしいもの
子どもに初めてスマートフォンを渡す日。
スマホ本体と一緒に、ぜひ「使い方のルール」も渡してあげてください。
そして、そのルールは子どもを縛るためのものではなく、スマホと上手に付き合えるようになるためのものだと伝えてほしいと思います。
スマホは便利な道具です。
使い方次第では、調べものをしたり、学習動画を見たり、離れた人とコミュニケーションを取ったり、子どもの世界を大きく広げてくれます。
だからこそ、スマホを悪者にするのではなく、上手に付き合う方法を子どもたちに教えていくことが大切なのではないでしょうか。
「何時間勉強したか」だけではなく、
「集中して勉強できたか」。
そして、
「自分で時間をコントロールできるようになったか」。
学力だけではなく、子どもたちが将来自分で自分を管理できるようになるためにも、家庭で一度スマホの使い方について話し合ってみてはいかがでしょうか。
未来舎では、勉強を教えるだけではなく、子どもたちが学習に集中できる環境づくりや学習習慣の定着も大切にしています。
徳島県で学習塾をお探しの方、お子さまの学習習慣やスマホとの付き合い方についてお悩みの方は、ぜひ未来舎のホームページをご覧ください。
未来舎が大切にしている教育への考え方や、教室での取り組みについて詳しくご紹介しています。
▼未来舎ホームページはこちら
https://www.miraisha1994.info/
【参考】
川島隆太『スマホが学力を破壊する』(集英社新書)


