不動産を買うべき時期か?

藤本忠昭

藤本忠昭

テーマ:不動産コラム

コロナのニュースばかりで気の滅入ることが多いかと思います。
さて、不動産売買についてですが、いつもより問合せ自体が減ってます。
暗いニュースばかりだと、なかなか大きな買い物をする気がなくなるのかもしれないですね。

家を買うタイミングですが、今買うのはコロナの影響ある業種以外の方でも躊躇してる人は多いと思います。
また、今後は不動産は安くなるかもしれないので待っていた方が良いと考えてる方もいます。

然しながら、いつでも不動産売買価格は割高なもの、割安なものがあります。

どういうことかといえば、同じ中古マンションでも売主が高い価格でしか売らないという
部屋もあれば、早く売りたいので安くてもいいですという部屋もあるのです。
また、逆に今売るのは安くなるならやめておこうかという人もいます。

特別にお金に困って売る方、急いでいる方など以外はなかなか割安には買えません。
金融庁から無理な貸しはがしなどは行わないようにしなさいとなっているので
競売物件なども、ここ数年はかなり減っています。



また、住宅ローンは35年とかの長期で組む場合が多いので、
何十年もの事だと今回のようなコロナもあれば、リーマンショックなど株価の下落景気の落ち込みも必ずあります。
長い期間だと必ず株価や景気も上げ相場も下げ相場も周期的にあるものです。


それよりも重要なのは住宅ローン金利です。
2010年ではフラット35の金利は2.5%以上でしたが、2020年現在は約1%と下落しています。
今は低金利なので住宅ローン金利的にはかなりの買い時です。
金利が上がると支払いがかなり増えて総支払金額が大きく増えます。


例えば35年返済で2500万円借りた場合。

金利1%だと毎月返済額70,571円 総支払額29,639,780円

金利3%だと毎月返済額96,121円 総支払額40,409,090円

となり、総支払額が1000万円以上増えることになります。

最近の金利ですが、普通は景気が低迷すると下がるのが一般的ですが、
4月の全期間固定型「フラット35」や10年固定型などの一部では金利は少し上昇してます。


普通の中古住宅、中古マンションなどは、コロナの影響でそれほど大きく下がるとは考えにくいので、
ご自身のライフサイクルで家を購入したいというタイミングが近いなら、金利の低い今は良い時期かなと思います。
但し、借りた後に減収になっても大丈夫なように無理のない返済計画が重要ですね。

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藤本忠昭
専門家

藤本忠昭(不動産買取・売却のプロ)

エフステージ株式会社

不動産投資家として培った実践的なノウハウをもとに、戸建て住宅や中古マンションなどの売買・仲介を実施。的確なリフォーム・リノベを通じて物件の付加価値を高め、より有利な条件で売買できるようサポート

藤本忠昭プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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