義理人情と不動産
アパート・マンションなどの収益物件の融資を申し込みを行う場合、
物件自体の収益性や積算価格とともに本人の属性が重要になります。
金融機関は購入する土地建物の担保価値を算定します。
これを積算価格というのですが、物件の担保価値を金融機関独自の算定方法で行います。
「属性」というのは、本人の職業、年収、年齢、家族構成、勤続年数、
借入の状況、金融資産、保有不動産などを基に金融機関が
借りる人本人の査定を行います。
高属性の方はお金を有利な条件で借りやすくなります。
高属性の方は職業で言えば、公務員、上場企業のサラリーマンなどで、
逆に属性が低くなりがちなのは、派遣社員、歩合給で働く営業マン、自営業者の方などで
収入が安定していないとみなされる場合が多いようです。
もちろん年収も多い方が高属性になります。
ただし年収が多くても貯金が少ない方は評価が低くなります。
家族構成はやはり子供が多い場合などは出費が多くなると思われるので
マイナス評価になりがちです。
勤続年数も3年以上はある方が良く、あまり転職の多い方は印象が悪くなります。
保有資産の状況も隠さないで正直に報告することが重要です。
あと、まじめにコツコツと定期預金を行っている方なども評価は良くなります。
やはりお金を貸すからには毎回きちんと返済してくれる方に
貸したくなるものなのでしょうね。