ジュースはやめて
今回は『旬には旬のお野菜を摂りましょう』という話です。
小さい子どもさんのいるご家庭では、毎日のメニューを決めることも
なかなか骨の折れることではありませんか?
お教室では「食」を大切にしているので
食の講座を開くことがあります。
すると、そこで
「メニューに困る」とおっしゃる声を耳にします。
Instagramなどの影響なのか、
若いお母さま方は、洋風のおしゃれなメニューを!
とお思いになるようですが、
本来は、シンプルに
ごはん・味噌汁・つけもの。
たったこれだけで
食卓の土台はできるのです。
その次におかずを決められたらいかがでしょう?
おかずの柱は「お野菜」です。
ぜひ「季節の野菜」をメインにしてください。
旬のものは値段も安く新鮮です。
人間の身体は子どものみならず大人も、「旬の食べ物」を欲しがるように出来ています。
秋は蓄え、冬は温め、春は目覚め、と来て…ちょうど今は夏。
「汗をかきなさい」ということで、水分が多く、身体を冷やすお野菜が旬となっています。
トマト、キュウリ、ナス、スイカ、ウリなどを摂るようにしましょう。
また、夏は食欲が落ちるために、ミョウガ・しょうがなどのいわゆる薬味というものが活躍します。
けれども子どもは薬味が苦手ですので敬遠しますが、無理強いする必要は一切ありませんよ。
この夏はぬか漬けに挑戦されてみてはいかがでしょうか?
発酵食品ですので酵素がたっぷりです。
身体を冷やしてくれるナスやキュウリを毎日簡単に摂ることができますよ。
我が家では、きゅうりのぬか漬けにお醤油と亜麻仁油をかけていただくのが夏の食卓の定番です。